読者投稿欄

「攻城団」では不定期にさまざまなお題で読者(団員)からの投稿を募集しています。少し時間のかかるお題もあるかと思いますが、みなさんの率直なご意見をお送りください。

今回のお題

攻城団編集部さんの質問

なにを知ったとき、理解したときに「城好き初心者」を卒業すると思いますか

現存天守の存在とか、望楼型と層塔型のちがいとか、この知識を身に着けたときに自分はレベルアップしたなという経験についてお聞かせください

みんなの回答一覧

44人の団員から回答が寄せられました。ありがとうございます!

破風

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ロ-エングラムさん

生意気かもしれませんが、城巡りを❗してる、時の、心の、⤴️⤴️高揚感ではないでしょうか☀️

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CLADさん

「初心者」の次は「初級者」だと定義しています。
「初心者」は教えてもらう(書いてあるものを読むのも含む)一方の人ではないかと。
教えてもらったことを理解して納得し、凄いなと感心し、誰かに教えたくなったら、そのときこそ「初級者」になったってことだと思っています。

締切後に回答されました

さあやんさん

お城の専門用語(虎口・枡形・狭間など)をだいたい理解できていて、現地の案内板をスラスラ読める、古地図を見て楽しめるようになったら初心者卒業の入り口ですね。

それにくわえて「天守や櫓があるお城」以外に目が向くようになり、石垣やお堀や土塁しかない「城址」に関心を持ち、行ってみたいと思うようになったら初心者卒業と思います。

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castle.TATOさん

自分は「観光の一つとして城に行く」が「城に行くために観光に行く」に変わった時だと思います。

知識は本やこのサイトなどである程度身につけられますが、城への熱意は実際に歩いて得るものだと思います。この変わり目に気づいたらそれはもう「城好き初心者」を卒業して「オタク」になるんだと思います。

締切後に回答されました

こうのさん

自分の記憶をたどると最初のステップは「国宝」と「現存天守」の存在を知ったときでした。いちばん最初は大阪城も小田原城も姫路城も同じように見えていたのに、これを知ってから天守のちがいが気になるようになりました。「天守」と「天守閣」の言葉のちがいを知ることもひとつのきっかけかもしれません。

明らかに自分が初心者枠ではなくなったなと感じたのは藤堂高虎のような設計者を気にするようになったときですね。施主(徳川家康)ではなく、高虎や中井正清のような職人の存在を意識するのは初心者じゃないです。

あとは城を点ではなく、補給線や敵対勢力との境目など線や面で捉えられるようになってきたら上級者に近づいてるんじゃないかな。

締切後に回答されました

豊後守さん

「無知の知」を知った時。
自分は何も知らないんだなぁと感じることが、知識や経験を増やして行く道だと考えています。
その意味で、まだまだ初心者を卒業できないのかなぁと感じる今日この頃です。

締切後に回答されました

いまなおさん

知識・情熱の両方とも一つクリアしたら初心者卒業だと思います。
【知識】
・平城・平山城・山城の判別が出来る。(意外と難しい)
・石垣種別(野面・打込・切込・布積・乱積)が判断出来る。
・天主・櫓の望楼型・層塔型の判断出来る。
・冠木門・棟門・高麗門・薬医門・櫓門の種別判断が出来る。
・城郭検定3級以上合格。
・何も無い山城(曲輪・土塁・堀はある)へ行ってお城見学が出来る。

【情熱】
・「行ったお城」+「行ってみたいお城」が100以上ある。
・TVでチラッと映ったお城がどこのお城か調べたくなる。
・お城に行くと、そのお城の全てを見たいと思う。
・今度行くお城の攻城計画を考え出すと、あっという間に時間が経つ。
・クマ、スズメハチ、マムシが出ても山城へ行きたいと思う。
・石碑と説明板しかない平城だけど行きたいと思う。


ダハ百さん

 立派で美しい城が、全国にいくつもあります。
 それに比べ、近所の城址は城らしくないなと思っていました。石垣も天守も無く、単なる小山のようでしたから。
 ただそこで、案内板を読んで少しその歴史を知り、その城に興味を持ちました。さらに色々と調べて、その歴史や使われ方を詳しく知ることとなりました。するとこの城は石垣や天守が普及する以前の時代の城であり、それらが存在するはずがないと理解するようになりました。さらに堀切など構造物の役割なども理解するようになると、この堀や土塁で敵の猛攻を防いだのかと想像が膨らんでくるようになったのです。
 このような次第で、知識を得て自分なりに様々な想像ができるようになり、城址に対して新しい観方をするようになって、「城好き初心者」を卒業したのだと思います。
 卒業後の今は、廃城に興味を持つようになってはしまいましたが。


はるーさん

城に関係する武将などの知識を知ったとき❗

何を思い建てられた城なのかを感じ取ったとき。
外敵から守るための城なのか、自分の力を示すための城なのか。
城の形は思いと歴史とロマンが詰まってると思う。


関東の信長さん

本格的に攻城していき、最初の頃は全く知らなかったお城用語とその意味ですが、現在はだいぶ覚えてきました。

1.曲輪(郭、丸と同意語とは知りませんでした)
2.土塁
3.堀切
4.虎口
5.搦手口
etc.
これくらいの用語と意味は覚えたので、そろそろ初心者は卒業でいいですかね(^-^;
あとは、そのお城についての特徴や歴史的背景などは予習してから攻城したほうが楽しいですね。


シュウイチ100%さん

ステップ1・・・山城の存在を知る
ステップ2・・・実際に山城に行き、遺構をこの目で確かめ、山城に魅せられる
ステップ3・・・別の山城に行きたいと思う

まだまだ偉そうにこんなことを論じる立場ではありませんが、ステップ2については「攻城団の先輩方の写真に魅せられる」でも良いかと(私がそうでした)

城の防衛策
地形の利用仕方
城主、作られた経緯、戦の勝敗


Kutsunaさん

・石垣の積み方の違い
→広島城のお堀の遊覧船に乗ったとき、「広島城の石垣は野面積みで~」という解説を聞いたのですが、観光気分で初めて訪れたお城だったので石垣にも種類があるなんてことは当然知りませんでした。打込接、切込接、亀甲積みなどの種類を知り、初めて江戸城に行った時に積み方の異なる様々な石垣を目の当たりにしたときは感動的でした。

・天守の種類を理解したとき
→現存12天守の存在、模擬天守、復興天守の存在を知ったとき。お城の勉強を始めたばかりの頃は、天守にも種類があることを知って衝撃的でした。

・破風の種類を理解できたとき
→日本城郭検定を受験するために購入した、学研の「お城のすべて」を読み、入母屋破風、千鳥破風、唐破風、切妻破風などの違いが理解できるようになったときはレベルアップした感がありました。


Sさん

何を知ったとき…。
それは城「巡り」の楽しさを知った時が城好き初心者を卒業する時ではないでしょうか。
私にとっての城巡りの魅力とは一生かかっても絶対にすべての城を訪問することができないところと城それぞれ違う魅力が詰まっているところでしょうか。
私も最初は建造物がある城を訪問し、単純にきれいとかでかいとかいう感想だったのですが、だんだん攻城数が増えて土塁や空堀しかない城を訪問するようになると縄張りや土塁の高さ、空堀の深さや幅などを意識するようになったりしていきました。
更に症状が悪化(?!)すると単なる住宅地や標柱のみでもこれまでの知識や想像力を駆使して楽しめるようになりますよw


国重さん

城好き初心者は、なかなか卒業できそうにありません。
・百名城だけでなく小さな山城を攻城する楽しさがわかりだした。
・人に説明できるだけの知識を身につけようと思い始めた。
・古文書を読んでみたいと思い始めた。
・レジャーが城攻めになった。
などなど考えて見ましたが、どれもまだまだです。初心者はいつまでたっても卒業できそうにありません。妻と二人楽しく城攻めを続けます。


多摩次朗さん

私もそうだったのですが城=天守閣(建物)とゆう思い込みから抜け出せたら一歩意識が進むのではないでしょうか?
以前上田城を見に行った人から「城が無かった」と言われた事がありました。
たぶん、天守閣が無かった事を言いたかったのでしょうが城が無いとゆうのとはは違うと思いました。多くの人は城=天守閣と思ってるようです。
その人に城の機能を説明するのに苦労しました。
また、他の人に竹田城は建物は無くて残ってるのは石垣だけと言ったらつまらないと言われました。
あの素晴らしい石垣を一度見れば城の見方が変わると思います。
まとめると城好きと言ってても天守閣などしか見てなかったらまだ初心者ではないかと思います。
私は・・・天守閣も好きですが土類や石垣も好きですよ。


かぷっちょさん

お城の基本的構造に関する用語の使い方をそれとなく理解できた時でしょうか。
かくいう私も堅堀、空堀と堀切の明確な違いや、切岸と自然岸の見極め、帯曲輪と腰曲輪、武者走りの差異など何となく「だろう」的な判断で妄想している程度ですが。。。


茶々さん

建物が残っていない山城などを訪れた際、うっすら痕跡が残っている虎口や堀切などを見て感動できるようになったときに1UPしたなと感じました。
あとは山中に踏み入る際、これ以上進むのが危険か否かを何となく肌で感じれるようになることでしょうか。周囲に迷惑をかけるようなことになると目も当てられませんからね。

なお、自分は写真の撮影テクニックについて、なかなか初心者マークが取れません。
竪堀とかを発見して撮影しても、家に帰ってみてみると「これなんやったっけ?」と自問する有様。
どなたか、山城の遺構の上手な撮影方法をご教示願います。あと、木曽・美濃地方の山城を一緒に巡ってくれる方も募集中です。目指せ贄川城一番乗り!


tetsupoさん

縄張り、虎口、堀切、土塁、根小屋などのキーワードを知り、意味を理解した時。


天下布武さん

前にも書きましたが、攻城団に出会うまで城の知識はゼロでした。
最初は子供が学ぶように、縄張図を片手に答え合わせをするように現地で確認してました。堀の種類、土塁、切岸の役割、石垣の積み方等説明を読んだはいいが現地でそれを合致することが出来ませんでした。現在自分は初心者を卒業したと思います。事前(もしくは現地案内板で)に一度縄張を確認したらほとんどの遺構位置が頭に入るようになりました。それができるようになったのも未踏の城の縄張図を見てバーチャル攻城したり、遺構がそこに位置している意味等を考え悩むようになり、城の構造を理解できるようになったからのようです。平面図を脳内で立体化し、構造が見えるようになったという事です。私の場合は仕事で建築土木の図面を見てますのでその応用で慣れたのかも知れませんし、たくさん攻城した経験値かも知れません。本日も新規未踏の山城を数城行って来ましたが、最近は荒れた山城にも完全に慣れましたし山や林道で起伏を見つけると「城跡か?」「堀か?」と勝手に血が騒ぎますし病んでるなと自覚してます。
あとは、青空を見て「城に行こう、行きたい」と思えれば、もう「城好き初心者」卒業ではないでしょうか?天気が良ければたくさん行先選択が広がる中、城を選択するのは普通に「城好き」だと言えるのではないでしょうか?また、わざわざ悪天候時に攻城するあなたは中毒者でしょう(笑)。
城郭や歴史についての知識や理解が乏しくても、一つ、二つ城へ自分を赴かせる衝動に駆られる理由や気分を持つようになったのなら初心者卒業でしょう。
卒業しても「初心忘るべからず」の心で新たなる城との出会いを楽しめれば幸いです。
乱文にて。

天守(現存、模擬に関わらず)以外の魅力を知った時ですかね…。天守=お城だったので、それが残ってない城跡は大して魅力を感じていなかったんですが、石垣、縄張、櫓、土塁etc.見るべきところがたくさんある!って知った時かなあと。でもこれだと“超”初心者卒業レベルかな?(笑)

私の経験では,石垣に興味を持ち始めたことかな?今までなら天守を写真撮影できれば満足だったのですが,苗木や岩村の石垣に感銘を受けてから魅かれるようになりました。ゆえに野面積や算木積・打込接とかがわかるようになったあたりと思います。


狸親父さん

天守閣や石垣などの遺構がなくても、その城に行きたいと思い始めたとき。とくに戦国時代初期に造られた山城。


大月源さん

いやぁ、まだまだビギナーですね。
諸先輩の知識にひれ伏すばかりです。

あ、実は先日、算数の図形の授業に姫路城や丸亀城の狭間の写真を使ったら、こどもがえらく喜んで「きれいな三角形」と言ってました。
小2よりは、ちょっと知ってる、程度です。


しろやまさん

城は奥が深く、幅も広いので、今でも触れる度に新しい感動と経験があります。
したがって、いつまでたっても初心者を卒業できるとは思えません。
すみません。答えになってませんが・・・


みっちょいさん

現存している遺構や復元された建造物だけにとらわれずに、縄張、ひいては地形全体を見て、かつての風景やそこで営まれていたであろう暮らしに思いを馳せることができれば、もう初心者卒業と言えるのではないてしょうか。


八雲冬夜さん

別名を聞いた時にすぐにどこの城と答え、主な特徴が言えたとき。


フロさん

お城初心者の私には分かりません(^^;
攻城した数ではない事は確かだと思う。
やはり知識かなぁ。皆さんの意見が楽しみです。


むらーのさん

ズバリ「曲輪」じゃないかな?


流浪の相模守さん

城好きを自認して四半世紀近くになりますが、いまだに初心者のままですね。浅学なもので(^_^;)


@@@さん

石垣の良さを理解したときです。初心者の頃は、天守閣を非常に重視していました。石垣だけの城なんて行く意味がないと思っていたのですが、だんだん石垣の荘厳さにも惹かれて行くようになりました。


唄方さん

城を文化財ではなく戦闘拠点として見るようになった時。具体的には、縄張りを読んでその意図を(正誤に関わらず)推測することが出来るようになることだと思います。これが出来るようになることで説明板がなかったり遺構がほとんど残っていない城跡も縄張図1つで楽しめるようになり、一気に世界が広がります。
自分の場合は思い返すとおよそ半年、約30城目の八王子城と滝山城で完全に見る目が変わった気がしますが、数よりも良い城・良い案内人さんに出会うことがポイントかと思います。
ちなみに、上級者の条件は「縄張図が不要になる」(なくても良い、ではなく、いらない)だと思っています。まだまだ道は遠い。


むぎさん

縄張図を見て城郭を歩きまわるようになった時。


たなとすさん

城とは天守のことではなく、縄張りを含めた防御施設全てのことであることを知った時だと思う。


むくさん

土が盛ってあるだけで楽しめたり、
跡地が完全に市街地になっていても、
その場所に行けただけで楽しさを覚えたら。


真田源次郎信繁さん

自分は卒業することはないと思います。
なぜか?と言うと……初心忘れるべからず!ってことで。


河内守泰吉さん

ある程度の数を攻城して、そこから得られたお城用語が漠然と分かった時ではないでしょうか。この時くらいから、建造物がなくても、石垣がなくても楽しめるようになりました。


tagusonさん

建物の無い、いわゆる城跡を好きになった時。


Aichirouさん

城郭検定の勉強を始めたとき。
土の城で竪堀や堀切、桝形虎口などを見れるようになったとき。
城の本が増えてきたとき。


ぴんぞうさん

知識以前に、自分の意思で、城のことを調べたり、城巡りしたりすれば、もう初心者じゃないように思いますが、攻城団城好き初級を自認する自分からすると、攻城団のお城用語の基礎知識にある用語を、見ればおおよそ理解できて、半分位(⇒全部と言えないのが辛い)は説明できる位でしょうか。


丼さん

ボランティアガイドさんの「ありがたさ」を再認識した時!

ガイドさんの解説の深いところが理解できるようになった時の喜び、自分も半人前になったなあ、と感じました。

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覇王信長の海 琵琶湖 (歴史新書)

時の権力者が、どのような思惑で琵琶湖を利用したかを地政学の観点から解説しています。 引用された史料も多く、読みやすい本です。
私は近江や琵琶湖が好きなので、楽しめました。

やすべいさん)

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