読者投稿欄

「攻城団」では不定期にさまざまなお題で読者(団員)からの投稿を募集しています。少し時間のかかるお題もあるかと思いますが、みなさんの率直なご意見をお送りください。

今回のお題

攻城団編集部 攻城団編集部さんの質問

戦国時代における「名軍師」といえば誰を思い浮かべますか?

その人を選んだ理由などもぜひ書いてください

みんなの回答一覧

49人の団員から回答が寄せられました。ありがとうございます!
流浪の相模守
流浪の相模守さん

ちょっと暫くサイトに立ち寄る事が無かった間に、実に素晴らしいテーマが出ていたのですね!私は大名や猛将と言われる人物より、知略と見識で主君を支えていた軍師と言われる立場の人物に少年時代から憧れを抱いていました。
そんな少年時代の正にマイヒーローは、甲相駿三国同盟締結を成し遂げ、今川家を支えた太原雪斎でした。

しかし、今1番に魅力を感じているのは、大友家の軍師だった角隈石宗です。陰陽師と兵法家の両面の顔を持ち、深い学識を持った正に大友宗麟の知恵袋。しかし、的を獲ていた助言を宗麟に受け入れられず、耳川での大敗の最中に主君を最期まで守り抜く為に、戦場に散る。
そんな儚い終りの美学にも、強く惹き付けられる人物ですね。

締切後に回答されました
弾正忠信長
弾正忠信長さん

前置きしますが、日本に『軍師』という役職はありません。実際に存在したのは陰陽道の影響を受けた占星術、易などの占術を学び、合戦における縁起担ぎを取り計らう『軍配者』であったと言われてる。※興味がある方がいらっしゃいましたら(丸山和洋『戦国時代に軍師はいたのか?』歴史読本2013年4月号)を読んでいただけると詳しく書いてあります。
が、敢えて挙げるなら太田道灌(資長:すけなが)でしょうか。武将であり、学者としても一流だったそうです。江戸城を築城したのは有名ですね。※それでも、正確には『軍学者』でしょうか。

締切後に回答されました
まる
まるさん

 軍師と問われてもドラマタイトルの「軍師官兵衛」しか思い浮かばないのが情けなくて、本でも読んでみるかとamazonで「戦国_軍師」で検索したら榎本秋さんの著書がヒットしたので迷わずポチッと購入しました。
 そして読書後の感想→私がお気に入りの名軍師は「竹中半兵衛」です。

「ただ陣中で死にたかっただけ」とかのエピソードは素晴らしく、私にとっていちばんの名軍師です。

締切後に回答されました
利信
利信さん

軍師、軍師ですかあ

昔は孔明みたいなポジションやスタイルをイメージしてましたが、日本においての実情にはそぐわないのが理解できてしまいました。
軍配者という言葉もありますが、ようするに参謀的な役割を担った人物と解釈します。

そうなると、私は『本多正信』を推したいですね。
派手な武勲は無いですが、政略や外交で活躍した参謀的な側近です。
意外に分を弁えた、無私の人でもあるんですよね。
戦国の世を最後まで生き抜き、参謀として天下に到達した本多正信はある種の理想と考えています。

あぶさん
あぶさんさん

地元も地元の竹中半兵衛を推させてもらいます。稲葉山城をわずかな手勢で手に入れたクーデターはあまりにもインパクト大です。小谷城攻めや毛利攻めにも活躍しましたが、霞んでしまいます。奪った稲葉山城を主君龍興にすぐに返してしまう欲のなさも、当時の戦国の世には異様であり、そこが魅力にもなっています。

吉之助
吉之助さん

竹中半兵衛。秀吉が本当に信頼していた。野心家でない。もっと長生きしていたら秀吉の人生がどのようになっていたか興味深い。

真田昌幸

たなとす
たなとすさん

太原雪斎。
軍師のイメージを独断と偏見で選びました。

黒田官兵衛

胡麻団子
胡麻団子さん

朝倉宗滴

軍師と呼ばれる人物は
様々な話しや、
名言を見聞きすることがありますが、
朝倉宗滴が最も興味深かったからです。

もとき
もときさん

黒田官兵衛です。
大河ドラマで「軍師xx」ってタイトルが成立しそうなのは、あとは竹中半兵衛と太原雪斎くらいでしょうか。山本勘助と直江兼続は大きなテーマに括られてしまいましたね。面白かったけど。

黒まめ
黒まめさん

あまり、軍師について知識がないので、「麒麟が来る」で心に残った「太原雪斎」を挙げさせて頂きます。多くの知識を持ち、大局を見極められ、後の天下人、徳川家康の師でもある雪斎を擁していたことは、今川氏の栄華に大きく影響していると思いました。

黄金玉子
黄金玉子さん

普通に戦国時代だとこの人たちですかね
山本勘助、黒田孝高(官兵衛)、竹中重治(半兵衛)

1人を選ぶなら黒田孝高。理由は生きのびたから。

ものがたりの登場人物として著名になっていますけど、軍師が著名になっちゃっていいのかな、とも思う。

伝もものふ山田(ヤマー)
伝もものふ山田(ヤマー)さん

【山本勘助】
山本勘助を主人公とした大河ドラマ「風林火山」が面白かったです。後世で脚色された部分もあるようですが、武田晴信(信玄)との信頼関係は強かったと思います。
最期の地となった川中島を訪れた際には、山本勘助の墓を参りました。討ち取られた首を取り返し胴と合わせた場所といわれる「胴合橋」もあり、感慨深かったです。

傾奇御免
傾奇御免さん

軍師として真っ先に思いつくのは「両兵衛」こと黒田官兵衛と竹中半兵衛ですかね。
他、山本勘助、片倉小十郎、直江兼続、大原雪斎など名将には必ず名軍師が居る感じを受けます。

蒼@Y
蒼@Yさん

実際にどうだったのか?というのは置いといて、いわゆる諸葛孔明的な名軍師と言えばやっぱり竹中半兵衛ですかね。

ハチロク
ハチロクさん

名軍師と言えばやはり黒田官兵衛でしょ。
秀吉を天下人にしたのであるから。
ただ、名軍師であろうとそれを用いるだけの器量ある人物がいての話だが。

竹中半兵衛です。城めぐりをはじめて、歴史を学ぶために宮下英樹さんの「センゴク」を読み漁りました。それに出てくる竹中半兵衛がとてもかっこよく描かれており、すっかりファンになりました。

S
Sさん

以前は羽柴秀吉配下の黒田官兵衛や竹中半兵衛など、合戦において戦略・戦術を立案する者が軍師だと思っていましたが、最近ではちょっと考え方が変わってきまして、組織において発生する軋轢を緩和する者こそがいてこそ強力な家になるのではと考えるようになりました。
うまく言えないのですが、合戦は家の総合力が試されるのであって、その家の中に不協和音があると本来の実力が発揮されないと思うのです。それには常日頃から大将とその配下の考え方の溝を埋め、方向性を同じにしておく必要性があります。
そういう意味で「今」私が考える名軍師として羽柴秀長を挙げさせていただきます。
秀吉と各武将たちとの調整役だけでなく、実務にも秀でた人物だったとされ温厚、堅実な性格がアピール好きで派手な秀吉とよくマッチしたのかもしれません。

鬼武蔵
鬼武蔵さん

竹中半兵衛
死してもなお、黒田官兵衛・長政親子に対する影響力が大きかったから。

なま
なまさん

戦国期には、たくさんの名軍師がいて、迷いますが、私が最初に思い浮かべたのは、活躍の時期は短いもののその名をしっかり残している竹中半兵衛です。逸話の多くが三國志などになぞらえてるものが多く、後世の創作と言われてしまってる一面もありますが、間違いなく、秀吉公の前半を支えた方だと思います。
2人目は、山本官兵衛です。武田信玄の躍進を支えたのは、この方だと思います。川中島で無念の死を迎えてしまいましたが、もし、もう少し長生きしていたら、その後の武田の命運はどうなっていたのかな、とも思います。
3人目は、あまり知られていないですが、白井入道浄三です。この方は、下総国の臼井城にて、関東進出を目論む上杉謙信の攻城に対して、知略と占術を駆使して、撃退した功労者です。軍神上杉謙信にとって、最大の敗北と言われていて、上杉謙信の関東進出の野望が事実上潰えてしまった戦いでもあります。
他にも、名軍師と言われている方がいますが、家老であったり、大名や武将として有名な方がほとんどでしたので、この三名の方を選んでみました。

しぇるふぁ
しぇるふぁさん

真田昌幸

己の知略謀略で徳川と北条と互角に渡り合い、上田合戦では奇策で徳川方に二度大勝利するなど戦におけるセンスも文句なしの一流の知将。NHK大河ドラマ「真田丸」では、俳優の草刈正雄さんがコミカルに熱演し、印象に残ったのも選定理由の一つです。このほか黒田官兵衛と竹中半兵衛と選び迷いましたが、上田合戦での策を評価して真田昌幸を選定します。

山縣
山縣さん

太原雪斎です。
地元目線もありますが、今川家重臣の庵原家の出身であり、京都で学び善徳寺・清見寺・臨済寺の住職を歴任した僧侶の身でありながら、今川義元を今川家の当主に押し上げました。
三河へは度々総大将として出陣、外交では三国同盟締結の立役者と、功績は大きいでしょう。
徳川家康を教育した点でも歴史的に意味は大きいですね。

ロンさん
ロンさんさん

竹中半兵衛、黒田官兵衛、山中鹿之助、山本勘助、直江兼続等、有名な軍師がひしめきますが、一人選ぶならば太原雪斎でしょうか。
内政、外交、軍事の全てに明るく、今川義元を当主に立て、海道一の弓取りと呼ばれるまでに引き立てた名軍師です。後に天下人となる家康を教育していることも見逃せません。

赤い☆稲妻
赤い☆稲妻さん

恐らく大半の方が浮かべるのは…。
竹中さんと黒田さんかと思いますがそれでは全く面白くないので考えました。
私が選んだのはこのお二方です。
①片倉景綱
②山本勘助
③太田道灌
片倉氏は私の敬愛する伊達家の軍師。
まだ若き頃から政宗公に仕え、伊達家の数々の危機を救ってきています。
片倉氏が小田原征伐への参陣を進言してなければ、どうなっていたことやら。
一国一城令の中で与えられた白石城が存在の大きさを物語っています。
山本氏も全国最強と恐れられた武田家の軍師。
架空の人物ともいわれますが…。
戦いのみならず優れた築城術が光ります。
海津城、高遠城、小諸城など武田の主要な城には山本氏の手がかけられています。
川中島で討死したことは大きな痛手でした。
もし長篠まで存命ならば武田家の運命も変わっていたかもしれないですね。
太田氏に至っては、優秀すぎて主君に暗殺されたという壮絶なる伝承の持ち主です。
江戸城の基盤を作り上げ、関東全域に足跡が残ります。
これほど表舞台に出る軍師もなかなかいないことでしょう。

藤式部卿
藤式部卿さん

「軍師」のイメージとしては、合戦に際して作戦を企画立案する人です。
軍隊で言えば「作戦参謀」の立場でしょうか。

そんなところから「山本勘助」「竹中半兵衛」「黒田官兵衛」が思い浮かびます。

特に「竹中半兵衛」は「少人数で稲葉山城を乗っ取た」とか「豊臣秀吉が三顧の礼を持って迎えた」のエピソードに加え、最後は病のために陣没したところが、三国志の「諸葛孔明」のイメージに重なるからか、個人的には1番の「名軍師」です。

黒田官兵衛孝高
以前読んだ本の影響が大きいです。

てんてん
てんてんさん

黒田官兵衛!

やっぱり、稲葉山城乗っ取り作戦の竹中半兵衛が浮かびます。

那須与一
那須与一さん

◆太田道灌です
扇谷上杉家に幾多の勝利をもたらす軍事的才能の持ち主。
江戸城を始め、関東のあちらこちらに足跡を見ることができます。

伊勢守
伊勢守さん

せっかくなので、あまり日の目を浴びていない「川田義朗」にしたいと思います。
屈強な島津軍の士気を最大値まで引き上げる、恐ろしいお方です…。

Aichirou
Aichirouさん

私は「太原雪斎」ですね。
城巡りや戦国時代に興味をもち始めた頃は山本勘助とか好きだったのですが、沼にはまり始めた頃から太原雪斎が好きになりましたね。
軍師というよりは宰相に近い気もしますが、打つ手打つ手が全て見透かされているような奥深さを感じます。
戦国沼のもっと深いところにはまってきたときに誰を選ぶのか、それがいまから楽しみです。

アッツー
アッツーさん

黒田官兵衛です。
秀吉の軍師としての立場にいながらにして家を残す現実的な視点も持っていたのが冷静だと思います。

きゃみさん
きゃみさんさん

竹中半兵衛・黒田官兵衛の両兵衛かな。
自分の地元周辺は、この両兵衛に落とされたって話が残る城が多くて話だけでわくわくしてしまいます。

寛茶武郎
寛茶武郎さん

黒田官兵衛

松寿
松寿さん

竹中半兵衛

たも
たもさん

名軍師は沢山思い浮かびますが稲葉山城を少人数で占拠してしまった竹中半兵衛ですね。

柏木
柏木さん

山本勘助しか思い浮かばないです

やまいのしし
やまいのししさん

竹中半兵衛。
日本の軍師と言われたら、真っ先に思い浮かぶ。

太原雪斎。
彼を失った代償は余りにも大きい。桶狭間の戦いでの敗戦はなかったと考える。

岐阜のまぁくん
岐阜のまぁくんさん

竹中半兵衛
岐阜地元の戦国軍師だから

小野の里
小野の里さん

月並みですが、嶋左近、竹中半兵衛。

岐山
岐山さん

やはり、黒田官兵衛でしょう。
軍師として秀吉を支え、自身は黒田藩を築き
福岡の繁栄と明治維新まで、一度も改易や領地がえも無く、黒田藩を存続させた。

竹中半兵衛

とも
ともさん

竹中半兵衛です。病で早くに亡くなられてしまいましたが、長命であったら歴史が変わったように思います。

しのは
しのはさん

パッと思い付くのは武田信玄に仕えた山本勘助でしょうか。
とはいえ、あまり軍師について考えたこと、調べたことはなかったのでそれほど語ることはない感じです。
気になったのでこれから調べてみたいと思いました。

むねりん
むねりんさん

片倉小十郎!・・・ですが、「軍師」って言うよりも参謀ですかね。
次に思い浮かべるのは朝倉家の大黒柱・朝倉宗滴。

hinak
hinakさん

現在のイメージで軍師らしい軍師ということでは
竹中半兵衛
黒田官兵衛
がまっさきに思い浮かびます。

どちらかといえば大名に近く「軍師」らしくないかもしれませんが、
直江兼続、太田道灌、小早川隆景、伊勢宗瑞、真田昌幸,大谷吉継
などは、軍師のにおいがしませんか?

たむらまろ
たむらまろさん

黒田官兵衛かな!

ますな
ますなさん

島左近。黒田官兵衛、竹中半兵衛と答えたいところだが、島左近は、伝説、異説含めて謎めいたところもあり、魅力的な人物だ。机上ではなく、実戦の軍師だと思う。関ヶ原で島左近の陣跡に立った時(これも異説があるが)、文言の説得ではなく、潔さというか、この戦いに挑むことの説得力を感じた。

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斗星、北天にあり (文芸書)

たぶんこれしかないのではないでしょうか?安東愛季(ちかすえ)を主人公に据えた歴史小説は。内容はまさに愛季一代記です。合戦描写はあっさりしていますが、どのような政治を行おうとしたかがメインになっています。
余談ですが、作中で整備される港湾内で、このたび北前船の錨(か?)が発見されたとのニュースがありました。因果を感じたので追記します。
さらに余談、同時期を扱っているので「天を衝く」の一部秋田側から見た描写があったりするので思わずニヤリとしてしまいます。
愛季死後、安東家はさらに激動の時代に突入する訳ですが、そんな続編是非ともお願いしたいです。

まーPさん)

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