団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
児童向け学習漫画らしく読み易さや面白さもありながら考証の確かさに関して音に聞く小学館の歴史漫画。
漫画だけでなくカラーの資料写真、関連人物概要、年表、「東大教授がおしえる やばい日本史」の本郷教授による解説があり、大人が読んでも読み応えあること間違いなしです。
2023/8/28の攻城団テレビ定期ライブ(再生時間59:25~)で紹介された同人誌の1作「太閤さんのおやつ箱」の作者であり、政宗主人公なので本書では垣間見えませんが大変な秀吉狂愛者である高枝景水先生が漫画を担当されています。
150ページほどで描くにはエピソードが多すぎる政宗の鮮烈な人生を格好良い絵柄で、時にかわいいく描きあげられています。
政宗好きな方はもちろん、政宗・愛姫夫婦好きな方にも是非読んで欲しい作品です。
余談ですが青葉城資料展示館併設のお土産屋には高枝先生の直筆イラスト入りの色紙が展示されています。(2023/8/28時点確認)
攻城団で室町幕府の事を知るにはベストな一冊として紹介されたので、読んでみました。室町幕府と言えば初代将軍の足利尊氏と三代将軍で金閣寺を建てた義満ぐらいしか知りませんでしたが、この本には室町幕府の政治体制が確立する四代将軍義持までの朝廷の祭祀・儀礼の復興など政治・社会情勢が詳細に書かれています。二代将軍義詮の跡を継いだ足利義満が、権力の象徴として大塔を建て繁栄しましたが、その子、義持は父のやり方を否定した中で政治体制を確立していったとの事です。また、その後の「下剋上」がこの時期の社会変化がきっかけであった事を知り、歴史って脈々と繋がっていることを痛感させられる一冊でした。
攻城団のサイトの「地図から検索する」が紙ベースもあったらいいのになぁ、という願いが叶った本です。小学生の頃から良く馴染んでいる「地図帳」のお城版で城写真や資料も満載されています。県別地図の他に、城によっては縄張り図や古地図、鳥瞰図、勢力図など、巻末には「鉄道図」も。特集やコラムも楽しいです。帝国書院の「旅にでたくなる地図シリーズ」の一冊。奥付けのページには攻城団の名前がありました。A4版でずっしりしてますが雨の日や旅のお供にしたいと思います。
6月の定期ライブにて榎本先生がオススメの本として紹介していたので先日書店にて購入してみました。
少し読んだ感想としては第一に多種多様な資料が活用されており、読みやすいと感じました。写真に地図、グラフなど中公新書の活字本の中では読みやすいと思います!
また内容もとても凝っていると感じ、情報量がとにかく多いですね。このレベルだと初心者では少しキツイかなとも感じます(私も少しキツかった)が趣味でじっくり読み進めるには丁度いい本だと思いますのでレビューを書かせてもらいました。
この本は日本100名城並びに続日本100名城がスタンプ帳付きで載っている本です。これまでは日本100名城と続日本100名城で別れていたものが一つになっているので、これから城巡りをしたいという方に特にオススメします。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する