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時は戦国。三木合戦の1年10ヶ月に及ぶ籠城戦に村人たちが巻き込まれていく様子、さまざまな立場の人たちの視点でストーリーは進んでいきます。
三木の干殺しと言われる悲惨な籠城戦が舞台の小説なので、最初は読むのを躊躇しましたが、とても読みやすく、引き込まれました。
江戸大名家の本家と分家についてわかり易く解説している。複雑な出自の鍋島家の例などもわかりやすい。また、綱吉期の奥詰設置なども改めて勉強になった。大名家がどのように一族配置、親戚づきあいをしていったかもわかった。
【君主】に注目して世界史を読み解く一冊。どのように君主が生まれ、君主に役割はなにで、それがどのように変容していたかったがとてもわかりやすい。ルイ十四世の果たした役割。【革命】の意味などもわかりやすく説明されてている。最後は現代の君主の説明もあり、一冊で普段とは違う視点で世界史を振りかえれてとても楽しかった。
実は、本格的な攻城漫画の東京城址女子高生、最終巻となる第4巻も登録されたようなので、改めてレビューを残しておきます。ひょんなことから、城巡りをすることになった主人公は、最終第23話まで、世田谷城から 檜原城まで、名城からなかなかマニアックな城まで1年かけて攻城してきました。最初は、イヤイヤ攻城していた主人公でしたが、最後は仲間たちと共に、完全に歴史通の城マニアになっておりました。この間、城巡りを通じての、主人公の成長物語にもなっていました。完全に自分は父親目線で見てましたかね。
東京だけでも、まだまだいっぱい城はある訳で、いつまでも彼女たちの攻城を眺めていたかったですが、後輩たちに部活は引き継がれ、物語は、ここで終了となりました。
第3巻で登場した小田原城での城の本物論争あたりが、やはり一番秀逸だったでしょうか。そして、この物語は主人公ふたりのこんな会話で幕を下ろします。
ここまで連れてきてくれてありがとう。
こちらこそ一緒に来てくれてありがとう。
どうしても絵柄からして、完全に少女漫画そのものの世界観なので、なかなかとっつき難いところもあるかもしれませんが、本当に良くできた攻城漫画ですので、ぜひ御一読ください。
4巻で登場する城址は石神井城、品川台場、天神山城、郡上八幡城、大垣城、滝山城、檜原城、杉田屋敷。残念ながら最終巻となりますが、感情豊かな女子高生たちの目線で描かれる城址巡りは本当に楽しかったです。
3巻で登場する城址は奥沢城、練馬城、八王子城、小田原城、番神山城、御殿山城、太田道灌別館、筑土城、高安寺城。コンクリートのお城は本物なの?気になるテーマですよね。
タイトル通り女子高生が東京都内(一部都外)の城址を巡るお話です。攻城団に出会って東京近郊の城址巡りをしている身としてはもう共感しかありません。1巻で登場する城址は世田谷城、石浜城、深大寺城、江戸城、稲付城、成宗城。このマニアックなお城がどのような切り口でストーリー化されているのか気になりますね。
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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