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まーPさん
最低の軍師 (祥伝社文庫)

発売当初、手に取ってそっと戻した本でした。今回改めて読む気になったのは臼井城攻城と攻城団のレビューでした。読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。途中話が大きくなっていく為、大丈夫だろうかと心配しましたが、それこそがクライマックスの仕掛けで唸ってしまいました。
ちなみに前に紹介したアンソロジーの小川祐忠の作家はこの人でした。


弥一左衛門さん
織豊系陣城事典 (図説日本の城郭シリーズ6)

織豊期の有名な合戦の陣城を、信長初期/信長後期/秀吉天下統一期の三期に分けて解説しています。掲載数は砦、付城、要害、築地と呼ばれるものまで入れて、161城。山城の奥深さは底なしです。合戦の戦況はざっくりですが、すべての城に縄張図が添付され、評価も書かれています。巻頭カラーには香川元太郎氏の復元図が掲載されています。充実の内容。戦う為にだけ作られた城たちのディープな世界は如何ですか?


たまさん
峠 (上巻) (新潮文庫)

幕末の越後長岡藩家老、河井継之助の生涯を描いた名作。歴史的には決して有名でない彼の名が人口に膾炙したのは、間違いなくこの作品があったからでしょう。
前半の山場は、継之助が備中松山藩板倉家の名宰相、山田方谷のもとを訪れる場面。備中松山城の描写も丁寧に描かれています。自分は、この本を読んで、備中松山城に行きたくなったと言っても過言ではありません。
後半~終盤の山場は長岡城攻防戦。まさに手に汗握る怒涛の展開。「御三階」と呼ばれた本丸櫓をはじめ、現在、お城の遺構が残っていない点が本当に惜しまれます。
そして、ラストの一文。こういう終わり方の小説を、自分は他に見たことがありません。衝撃的と言ってもいいです。ぜひ、最後まで読んで欲しいです。

お城とは全く関係のない余談ですが、2018年7月の岡山豪雨の際、長岡市が真備町に支援の手を差し伸べました。いわく、「幕末、河井継之助が山田方谷のもとを訪れた、その縁があるから」と。一部の人からは無駄とも言われる、歴史を学ぶ意義を、少しだけ教えて頂いたような気がしました。


たまさん
新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

なぜ攻城団でこのレビューを?、と思われるかもしれません。が、この不朽の名作の冒頭は、伊予松山城に対する美しい描写から始まります。松山城下の描写もふんだんに出てきます。
もし新政府が、この優美な松山城を破却していたら(藩主が久松松平家ゆえ、ないとは言い切れなかったのでは?)。秋山兄弟が新政府の軍人になったかどうか。その時、日露戦争はどうなったのか。そう思うと、日露戦争の善戦は、松山城を残したところから始まった、というのは言い過ぎでしょうか。

もう一つ、この小説では近代の攻城戦の描写がふんだんに出てきます(筆頭はもちろん旅順攻防戦)。この時代の軍人の頭にあった「攻城戦」とは、戊辰戦争から西南戦争にかけてのまさに「城攻め」だったでしょう。そんな彼らが、べトンと重砲で固められた「要塞」を初めて目にしたとき、何を思ったのでしょうか。当初、肉弾戦で突破しようとして屍を並べた第3軍司令部を、簡単に非難できないような気もしてしまいます。
幕末からの司馬遼太郎さんの作品の流れの中で、「城攻め」という視点から見ると、また違った面白さが出てくるのではないでしょうか。


たなとすさん
図録 本丸御殿の至宝 重要文化財名古屋城障壁画

復元画ではなく原画の図録であるということ、本丸御殿の障壁画がほぼ全て収録されているということが凄い!この本があれば、本丸御殿でゆっくり鑑賞できなかった障壁画を思う存分見ることができます。
私は名古屋城本丸御殿のミュージアムショップで購入しました。


こうのさん
図録 本丸御殿の至宝 重要文化財名古屋城障壁画

2007年(平成19年)に名古屋市博物館で開催された特別展「本丸御殿の至宝―重要文化財 名古屋城障壁画―」の図録。すべての障壁画がその位置とともに掲載されている珠玉の一冊だけど市販されてないのでいまとなっては入手困難。


たまさん
武田信玄 風の巻

武田信玄の一生を描き切った大作。何より、武田信玄の活動地域、すなわち信濃、上野、武蔵、相模、駿河、遠江、三河、東濃の諸城が描かれ、各城攻めの様子が描かれている点、攻城団の皆様にもぜひオススメしたいです。自分が攻城済のものだけでも、箕輪、小田原、鉢形、高遠、岩村、苗木は、描写はあったはず。
マイナーなお城もたくさん出てきますし、この地域に行かれる予定のある方は、読んでから行くといろいろと想像が膨らみます。


遠里小野さん
日本の名城・古城もの知り事典―カラー版 (主婦と生活・生活シリーズ)

地方別にエピソードで城郭を紹介した一冊。
築城物語・怪奇伝説・埋蔵金秘話・落城悲話等、280以上のお城のストーリーを紹介。
お城の構造等のデータの記載はありませんが、まだ見ぬ城の逸話に惹かれてしまいます。


傾奇御免さん
戦国武将の鎧兜

国宝の大鎧や名だたる武人が着用した当世具足が丁寧に説明されています。
甲冑に興味を持つきっかけになります。


たなとすさん
[新版]図説 城下町都市

城下町がどのように形成され、どのように現在の街となったかをざっくり知ることができます。(57の城下町掲載)
建築の学生とか、城下町や都市計画に興味がある方におススメです。お城めぐり始めたばかりの方には、少々マニアックな内容ですかね。


たなとすさん
城と縄張り 全国100城 (双葉社スーパームック)

タイトル通り、多くの縄張りの絵図と写真が掲載されている。
1ページに5城載っている部分はさすがに細かいところまでは読み取れない。
縄張りの雰囲気はわかるので、多くの縄張りを知りたいという方にはおススメできるかもしれません。


たなとすさん
いくさの子 1―織田三郎信長伝 (ゼノンコミックス)

「花の慶次」や「北斗の拳」を描いた原 哲夫氏 作画、織田信長が主人公のコミック。
幼少期から物語はスタートし、11巻現在、桶狭間の戦い前までとスローペースな進展。おぉーい!信長の人生描ききれるかぁ?(笑)とちょっと心配ではある。
コミックですし、キャラクターは濃いので、気楽に楽しめます。


hinakさん
天を衝く(3) (講談社文庫)

なんとも爽快な九戸政実の活躍を描いた高橋克彦氏の小説です。文庫で全3巻です。小説自体もかなりおもしろいのですが、城の攻防が多数描かれたり、九戸城の築城思想が描かれたりして攻城団の皆さんならその地理や縄張り関係でも楽しめると思います。青森県、岩手県に行きたくなります!


こうのさん
戦国武将「旗指物」大鑑

こんな本を買う人なんているのかと思うけど、持ってます。212人の戦国武将の旗指物が網羅されていて、それこそ真田幸村の旗印は有名ですが、真田幸隆、信綱、昌幸、信之とファミリーがそれぞれ自分の旗印を持ってることは知りませんでした。
「買うほどか?」というと微妙ですが、ライブラリで保管してあるのでいつかみんなに見てもらいたい。


弥一左衛門さん
信長と秀吉と家康 (PHP文庫)

3天下人の関係性と戦国時代のあらましを池波正太郎氏が教えてくれます。アマゾンレビューにも書かれているように年少者向けの非常に読みやすい作品です。1冊で3人の事がだいたい理解できます。中上級者には物足りないと思いますが、同氏の時代小説は「真田太平記」など長編が多いので、長編を読み切る自信のない方にはうってつけです。


ナウシカさん
戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック (タツミムック)

お城巡りと共に武将の家紋や名前が入った御朱印を集めていますが、この本を参考にして回っています。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑や人気武将ゆかりの寺社の御朱印が数多く掲載されています。
御朱印をいただける時間がまちまちなので、お城巡り計画の難易度が上がりますが、ご興味のある方にはオススメできる本です。
お城巡りの本流ではありませんが、サイドメニューとしてはなかなか楽しいですよ!


コースケさん
風神雷神 雷の章

風の章はいわば下巻。「風神雷神」がいよいよ描かれていくのですが… 。
文の合間合間には、現代語による案内や登場人物の役回り説明がはいるので、歴史小説苦手な人でも、読めるようになると思います


コースケさん
風神雷神 風の章

謎とされている「俵屋宗達」が主人公。ミステリー作家さんが描く歴史小説です。この章は一介の扇の絵付け職人から、どう人生の分岐点を過ごすかーが丁寧に描いています?


コースケさん
花鳥の夢 (文春文庫)

面白い。当時の洛中のざわめきが字から聞こえる。ただ、狩野永徳の苦悩がずっと続き、最後まで救われない。むしろライバルとして登場した長谷川等伯を判官贔屓しすぎているせいか、永徳が実に狭器量な印象を与えるかも。


かぷっちょさん
謀将 石川数正 (新潮文庫)

★★★
作者:南原幹雄 2003年 謀将シリーズ
数正出奔後から話が始まるという、新しい視点の小説。出奔は豊臣家滅亡のための謀略という立脚点から、書かれている。
しかし、数正一代では終わらず、息子たちに引き継がれていく。
ストーリーが足りない部分を色話の脚色を多用しているところは、ちょっとなんだが、出奔後の石川家が書かれているものは少ないので、一読の価値はあります。
【主な登場城等】
岡崎城、吉田城、上之郷城、浜松城、西尾城、駿府城、江戸城、大坂城、小諸城、上田城、松代城、松本城、堺
【主な登場人物】
石川方
・石川家:数正、康長、康勝、康次
・石川家家臣:天野又左衛門、渡辺金内/金之助、佐野金右ヱ門、大藪十郎次、太郎太/次郎太(忍び)、早見時之助
徳川方
・徳川家:家康、秀康、秀忠
・徳川家家臣:松平家忠、松平重勝、酒井忠次、酒井重忠、本多忠勝、榊原康政、井伊直正、天野康景、大久保長安、茶屋四郎次郎/千種
豊臣方
・豊臣家:秀吉、秀長、大政所、朝日、淀殿
・豊臣家家臣:織田長益、滝川雄利、土方雄久、石田三成、浅野長政、真田昌幸/幸村、大野治長/治房、片桐且元、愛宕屋あずさ


遠里小野さん
忠臣蔵のすべてがわかる本―元禄赤穂事件の真相と大石内蔵助にみるリーダー像 (成美文庫)

忠臣蔵関連の小説を読んだ人・未読の人ともにお勧めできる一冊です。
事件の概要はもちろんとして、事件の真相と謎についての考察・四十七士及びその関係者それぞれのエピソードを交えた人物紹介等、コンテンツが豊富です。
毎年12月に入るとこの本を読み始めて、討ち入り決行のその日までに本懐を遂げる(=完読する)のが私の年間行事の一つです。


遠里小野さん
近畿編 (地方別 日本の名族)

本作では、大項目として佐々木・浅井・蒲生・筒井・柳生・赤松の6氏族が採り上げられており、その出自や分岐した庶子家等の興亡が詳細に解説されています。
巻末には県ごとに、地方に盤踞した中小豪族の解説があり、居城も網羅されていますので小城を攻める際の予備知識に最適です。
同シリーズは東北編~九州編までの12巻があり、地元の地域史把握にも便利だと思います。


こめつぶさん
戦国の堅城 (2) (歴史群像シリーズ)

雑誌「歴史群像」で紹介された戦国時代の城に城郭研究者の解説を加えて再構成したムック「戦国の堅城」の第二弾。(2006年発行) 16城を境目の城・繋ぎの城、居城・根城に分け、さらに実際に攻城戦の舞台となった城を紹介する。前作と同様に復元イラスト、図、写真と研究者の解説という構成。


こめつぶさん
戦国の堅城―築城から読み解く戦略と戦術 (歴史群像シリーズ)

雑誌「歴史群像」で紹介された戦国時代の城に城郭研究者の解説を加えて再構成したムック。(2004年発行)勃興期、隆盛期、完成期に分けて16の城を解説。どのような状況でその城が作られ、何を意図した縄張りだったのか、図や写真で詳細に解説されている。香川元太郎さんの鳥瞰復元イラストは一目でどんな城だったのかわかりやすくて良い。。


こうのさん
秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風

2009年に発見された、秀吉の御所参内と後陽成天皇の聚楽第行幸の様子を描いた屏風絵についての解説本。屏風絵の拡大写真が豊富で眼福極まる一冊。


こうのさん
図説 日本建築のみかた

最近ちょこちょこと読み進めている本。寝殿造りから書院造りの流れについて勉強したくて買ったけど、寺社仏閣だけでなく城郭建築も少し紹介されてます。
ちょっと高いけどイラストが豊富でわかりやすいですよ。


こうのさん
明石城完全攻城ガイド

完全攻城ガイドの第二弾は明石城です。見どころ紹介は城メモでもほぼ同じ内容が読めますが、ここでしか読めないコラムなどもあるので多くの人に手にとってほしいです。


十三里(仮)さん
城壁2 続・石積みの肖像

後藤徹雄さんの写真集「城壁」の第二弾です。
第一弾には載っていなかった城郭の
石垣が載っています。
前作からの改善点なのでしょうか、
各ページの下に小さくページ数が
書かれているので見やすくなっています。


十三里(仮)さん
城壁 石積みの肖像

石垣に特化した写真集です。
シンプルではありますが、
石垣好きなら持っていても損のない
一冊になっていると思います。


遠里小野さん
大坂の陣・なるほど人物事典

大阪の陣に関わった人々を楽しく分かりやすく解説した珠玉の一冊です。
人物によって解説量の多寡はありますが、私が知らなかった人物も随分採り上げられており面白かったです。
木津川口の戦い~天王寺・岡山の決戦までを合戦毎に分けての解説も簡潔明瞭で読みやすいと思います。

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