荻原一青の城郭画と兵庫の名城 単行本(ソフトカバー)

この本は攻城団ライブラリーに収蔵されています (しぇるふぁ しぇるふぁさんに寄贈していただきました)

しぇるふぁさん

尼崎城攻城した際に、荻原一青の作品である「名城手拭百城」の作品を目にし、「へぇ~こんなのがあるんだ」と知り、詳しく調べてみたら本書に辿り着きました。
本書では一青の生涯について紹介されていたり、「姫路城下図」など一青が描いた数々の城絵図を解説を交えて紹介しています。また、尼崎城に展示されている「名城手拭百城」については百城あるために現地では一部しか観覧できませんが、本書ではすべての城が写真掲載で紹介されています。一青自身が尼崎市出身であるために、本作品の選定城が関西地方に偏っている傾向がありますが、もし自分自身になじみ深い城があれば描かれているか探してみて下さい。個人的に実現できれば、攻城団のバッジになったら巡る人が出てきて面白いと思います。

Amazonの詳細ページを表示する

書籍の情報

タイトル 荻原一青の城郭画と兵庫の名城
著者 大国正美 辻川 敦・編著
出版社 神戸新聞総合出版センター
発売日 2022-12-02
ISBN
  • ISBN-10 4343011704
  • ISBN-13 9784343011701
価格 2200円

この書籍をいろんなキーワードで分類してみましょう。

Amazonの詳細ページを表示する
攻城団は以下のアフィリエイトプログラムを利用しており、このページから書籍を購入していただいた際に入る手数料は運営費の一部とさせていただいております
AmazonバリューコマースもしもアフィリエイトA8.net

紹介されているお城

まだ登録されていません。

ほかの本にレビューを投稿するには
以下の検索フォームで書籍を検索してください。検索結果にある「レビューを書く」という緑のボタンを押せば入力欄が表示されます。

Amazon検索ツール

ほかの書籍を検索することができます。

最近レビューされた書籍

Amazonウィッシュリスト

攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。

Amazonウィッシュリストで支援する

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

泰平を演じる: 徳川期日本の政治空間と「公然の秘密」

260年近く泰平な世の中であった江戸時代、徳川幕府に付いて知りたくこの本を手にした。
徳川政府(徳川幕府の事)とか、禁裏(朝廷の事)とか、聞き慣れない言葉が所々に出てきて最初は違和感を感じ、アメリカの研究者が書かれたものを翻訳されたものなので仕方がないと思っていましたが、最後まで読み終えると、「そうだったのか」と目から鱗が落ちた気持ちになります。
まとめとしては、徳川政府が把握する「表」の歴史と各大名が把握している「内証」の歴史は違う事をお互いに容認することで争い事のない泰平な世が260年近く続ける事が出来たようです。しかし、諸外国の進出により、この状況を理解させられなかったことから幕府の権威が失墜し、明治維新に繋がったということですが、それに繋がる研究事例がよくまとめられていました。
以上の様に、何故江戸時代が260年近くに渡り泰平な世だったかを理解するのにベストな一冊かと思います。

まーちゃんさん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る