豊臣秀吉の知力権力に翻弄された織田信雄と北条氏規が主人公。死ぬか生きるかの時代に、紆余曲折の数奇な運命をたどった二人が肥前名護屋城で御伽衆として再会します。運はいいが才能がない信雄と、才能はあるのにうまくいかなかった氏規。韮山城で対峙したこともある二人の思い出話はつら過ぎて笑えませんが慰めあう中でひとつの答えが出ます。勝ち組とは何ぞや?豊臣家と対比して考えると面白いです。
タイトル | 虚けの舞 (講談社文庫) |
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著者 | 伊東 潤 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2013-04-12 |
ISBN |
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価格 | 751円 |
ページ数 | 368ページ |
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