いまはイベントのたびに陣羽織を着てますが、この日にはじめて陣羽織を外で着たのでした。
この頃と比べると「真っ白」というほどではなくなりましたが、時間をかけてだんだんなじんでいく経過を見られるというのも幸せなことですね。
今月27日にいよいよ「平成の大修理」を終えグランドオープンを迎える姫路城大天守の関係者内覧会に参加してきました。
およそひと月前の2月末に招待状が届きました。
(1万円以上寄付をした人などを中心に約9000人を招待しているみたいです)
こりゃもういくしかないなと今朝は5時に起きて、新幹線で東京から姫路へ。
駅周辺も盛り上がってる感じが伝わってきます。
姫路駅から真正面に見える大天守。
改札上の展望フロア。春休みということもあってにぎわってました。
(ほんとうは別の理由による混雑だったんですけど、それはこのあと)
今日は(ちょっと風は強かったし、花粉も飛んでたけど)なにより天気も良くてラッキーだなと思っていたら、さらにラッキーな出来事が!
ちょうどタイミングよく、ブルーインパルスの予行演習に遭遇しました(本番は明日の記念式典)。
(サンライズという演目らしいです)
姫路駅からお城に向かってかなりの人が歩いてて、お城近くの広場(「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」があった場所)にもやたら人混みができてて、なんかおかしいなと(こんなに内覧会に参加する人がいるのかと)思ってたら、みんなこれがお目当てだったみたいです。
なんにせよラッキーでした。
三の丸広場も動けないくらい混んでたので、明日の記念式典、そして27日のグランドオープン当日はすごい混雑になりそうです。
トイレも混雑すると思うので、駅や駐車場ですませておいたほうがいいかもしれませんね。
さて入城です。 菱の門をくぐり、三国濠越しに見る天守です。
記念撮影スポットですね。
せっかくの日なので、買ったものの一度も着用してなかった陣羽織を着て攻城しました。
(話しかけてくださったみなさん、ありがとうございます!)
内覧会の招待者は「リの一渡櫓」方向に進みます。
お菊井戸前です。 この先が招待者限定エリアになっていました。
修理期間中の見学施設「天空の白鷺」が閉館してからは解体のためにここで行き止まりになってましたから、ひさしぶりです。
そして!
大天守の石垣です。これを見るのはもう何年ぶりでしょうか、エレベーターのガラス越しには見てましたけど、あらためて見上げるとすごい石垣ですねえ。
この天守台の石垣は14.5メートルあります。
風が強くてなかなか寒かったのですが、5分くらい撮影しまくってました。
いよいよ大天守の中に入ります。
前に入ったのは、攻城団の記録によれば2009年だから、5年以上前になりますね。
仲間内で城めぐりをオトナの趣味として楽しもうと、攻城団設立のきっかけになった旅行で来たときですね。いやあ懐かしい。
(当時の姫路城)
スリッパに履き替えて、天守の中へ。 最初は地階です。この暗さもまたいいんですよね。
今回の再オープンにあわせてガイド用アプリも提供されています。
天守内だけでなく、城内のいろんな場所に設置されたQRコードを読み取れば、その場所の解説文やビデオを見ることができます。
現存天守ならではの急な階段をのぼります。
そして「頭上注意」に気をつけながら、最上階へ。このあいだまでここを外から、しかも真横から見てたんですよね。
工事現場の見学会に参加したときのことを思い出します。 大天守最上階にある刑部神社(長壁神社)にお参りをしました。
下りるルートでは東小天守や乾小天守、そして西小天守と連立式天守ならではのコースになっています。
いまだけ東小天守の2階が特別公開されているので、ぜひ。
帰るタイミングで、ちょうど雲が流れて、きれいな青空をバックにした姫路城大天守を見ることができました。これは映える!
春休みですし、ゴールデンウイークあたりまではかなりの来場者になると思います。
ただ、姫路市のほうで姫路城の混雑予想も公開されてますし、ぜひお早めに訪問してほしいです。 この真っ白な姫路城はいましか見れませんしね。
ビデオも撮ってきたので、ご覧ください。