2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
よく言われる家康の三大危機のひとつが伊賀越えです。 個人的には本能寺の変のあと、ひとりでも味方が欲しい光秀に対して(ウソでもいいので)同盟の申し出をすれば東海道を素通りさせてもらえたのではないかと思うのですが、混乱中で交渉の時間もほぼない状…
この連載ではまだまだ知らない人が多い、あるいは存在こそ知っていてもその真価を理解できていないぼくのような人たちに対して、戸切地陣屋の魅力やすごさを北斗市郷土資料館の時田太一郎学芸員に解説していただきます。
大河ドラマでは「信長を殺す」と名言した家康ですが、史実では京に戻って知恩院で追腹を切ろうとしたと伝わっています。そもそも信長を殺すなら富士山見物の際に実行したほうが成功率は高いわけですしね。ただ秀吉が「やった奴がバカを見る(実行犯が損する…
昨日二条城で開催された「遠侍・勅使の間」の学芸員解説会に参加してきました。特別入室での見どころなども聞いてきたので、レポートにまとめました。
7月21日(金)から開催中の「NAKED 夏まつり2023 世界遺産・二条城」の内覧会に参加してきたので、イベントの内容をざっくり紹介させていただきます!
3月に大津市で安土城についてのセミナー「安土城復元研究の過去・現在・未来」が開催されました。このセミナーに参加された早稲田大学城郭研究会の中村優希さんにレポートを書いていただきました。
家康は野戦上手で攻城下手、といった評価がよく言われますがほんとうのところはどうなのでしょう。そもそも討死したからといってそれは一度の敗北を意味するだけですし、戦略と戦術、あるいは戦闘レベルのどの視点で評価するかでもかなり差が出そうですね。
四天王はもともと仏教における神々のことですが、聖徳太子(厩戸皇子)が大阪に四天王寺を建立したように日本でも飛鳥時代から信仰されていたようです。なお四天王のひとり、多聞天だけは単独で祀られることも多く、その場合は毘沙門天(びしゃもんてん)と…
NHK大河ドラマ「どうする家康」では新解釈の信康事件(築山殿事件)が描かれましたが、岡崎城周辺にあるふたりのゆかりの地レポートを京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの細川玉子さんに書いていただきました。 信康事件は謎の多い事件ですが、現在提唱さ…
「ケチ→倹約家」というのは「デブ→貫禄がある」のように大人の言い換えでしかないと思いますが、お金の使い所を知っている人と言えばまたちがう評価になりますよね。もっとも信長や秀吉など天下人と呼ばれるような人たちは全員その素質はあったと思いますが。