2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
公家として生きるか、徳川臣下の大名(武家)として生きるか、豊臣家または羽柴家として存続のチャンスはあったようにも思いますが、家康にしてみれば滅ぼしちゃったほうが「話が早い」と考えても不思議ではないですよね。
豊臣家がまだ存在していたから自分の縄張り(江戸=東国)を拠点にした、というのが実情なのでしょうね。関ヶ原後の論功行賞で豊臣系の大名を西に追いやったことを見ても、まずは東から地盤固めをしようと考えたのだと思います。
神君家康による劣勢を挽回した大逆転勝利! というよりは老獪な家康が敵勢力を切り崩し、決戦前にほぼ勝利を確定させていた――というほうが史実に近そうです。もっともじっさいに小早川秀秋や吉川広家に対して寝返り工作をおこなったのは黒田長政らしいので戦…
かつて秀吉が中国大返しの最中に大量に手紙を書き、信長生存の噂を流して撹乱していましたが、電話もネットもない時代において、手紙を出すこと、また手紙を駆使して情報戦を制することは大将の務めだったのでしょうね。そう考えると西軍には勝てるチャンス…