榎本秋の「東美濃の戦国史」
今回はちょっとした番外編として東美濃地方のグルメ事情について解説していただきました。もちろん歴史に関係のあるグルメですが、「五平餅」と「栗きんとん」は江戸時代でも食されていたそうですよ。
美濃出身の戦国武将はたくさんいますが、千利休の弟子として茶道の世界で大成した大名茶人・古田織部が造らせたとされる茶器が「織部焼」です。この織部焼は美濃焼の一種で、東美濃の西部で焼かれていたそうですよ。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、最終回は可児市について紹介していただきます。東美濃の要でもあった美濃金山城をはじめ素晴らしい山城が残る地域ですが、ヤマトタケルの父である景行天皇が行幸し、弟姫(おとひめ)を見初めた場所でもあります。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は中津川市について紹介していただきます。美濃と信濃の国境にあり、交通の要衝でもあったこの地域は戦乱の舞台にもなりましたが、江戸時代には宿場町が大いに栄えることにもなりました。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は恵那市について紹介していただきます。この地域ではやはり岩村城が有名ですが、ほかにも恵那峡、中山道大井宿、日本大正村など多くの観光名所があります。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は瑞浪市について紹介していただきます。美濃源氏・土岐一族発祥の地でもあり、戦国時代には一族の小里氏が森長可と戦いました。市内の陶磁資料館では美濃焼の歴史を学ぶこともできます。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は御嵩町について紹介していただきます。東美濃エリアでは唯一の町となりますが、江戸時代には中山道の宿場町として御嵩宿と伏見宿、ふたつの宿が開かれて栄えていました。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は多治見市について紹介していただきます。現在も焼き物の街として有名ですが、良質な粘土が取れるという要因があったそうです。戦国時代には根本城の若尾氏が勢力を持っていたようです。
榎本先生による東美濃7市町の歴史案内、今回は土岐市について紹介していただきます。名前のとおり、美濃守護・土岐氏と関わりの深い地域のようですが、戦国時代は妻木城主・妻木氏が有名です。
前回に続き、今週は東美濃の江戸時代について解説していただきました。関ヶ原の戦いではかつての領主であった遠山一族が旧領を奪還しているのがおもしろいですね。そして戦乱の世が終わっても東美濃は中山道の宿場町として栄えました。
東美濃は信濃や三河に接しているため戦略的にも大変重要なエリアでした。そこでまずは東美濃の歴史をおさらいしましょう。今週は「東美濃の戦国時代」として関ヶ原の戦いの直前までを解説いただきます。