ニュースなどでご覧になられた方も多いと思いますが、現在琵琶湖が14年ぶりの渇水状態にあるそうです。
水位がマイナス65センチまで下がったため、ふだんは水没している坂本城の石垣が露出しているということで、さっそく出かけて見てきました。
平日なので空いてましたが、それでもニュースを見た方が次から次へと見学に来てました。
コの字型に並べてありますが、手前のほうの石垣はあとで動かしたもののような気もします。ちょっとわからないですが。
なお現地にはさわったらダメと書いてありましたが、近づいて見るのは問題ないそうです。
これまでも何度かこの石垣は露出しています。
14年前の2007年、さらにその前にも1994年の夏に露出したことがニュースになっていましたが、当時はとくにお城に興味もなかったので現地で見るのは今回がはじめてです(過去のは講演会などで写真を見たことがあります)。
手前の石はいかにもあとから置いた感じがあったのですべての石が当時のままなのかはちょっとよくわかりませんでした。
ただまあ貴重な機会ですし、今後は写真や映像も自由に使えるので見に行ってよかったです。
現地へのアクセス案内
ちょっとわかりにくいところにあるので写真で道順を案内します。
クルマの場合は坂本城址公園の駐車場に止めて県道558号(高島大津線)を少し北上します。
電車ならJR比叡山坂本駅または京阪石山坂本線・松ノ馬場駅からのアクセスになると思いますが、そのまま琵琶湖に向かって歩いて県道558号に出たら少し南に歩いてください。
道沿いにキーエンス研修センターがあるので、その脇を入っていく農道(というかあぜ道)を琵琶湖に向かって進み、左手に進むとあります。
(位置的には研修センターの裏にあたります)
このまままとまった雨が降らないと大変なので早く降ることを願いつつ、でもまた水没したら次に見ることができるのは何年後かわからないのでお近くの方はぜひ。
ついでに比叡山にのぼってきた
せっかく坂本まで行ったので、比叡山にのぼってから京都へ帰ることにしました。
ちょうど特別展「戦国と比叡 ~信長の焼き討ちから比叡復興へ~」が開催されていたのでそれを見ていこうと。
反対側(京都側)の八瀬からはケーブルカーでのぼったことがあるのですが、坂本ケーブルに乗るのははじめてです。
戦国BASARAとコラボしてて、車内アナウンスも声優さんがやってました。
展示室内はすべて撮影不可だったのですが、南光坊天海が着用したという甲冑がめちゃくちゃかっこよかったです。
200冊だか400冊だか限定の(すみません、メモするの忘れました)図録もまだ残ってたので無事購入できました。