攻城団ブログ

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京都国立博物館で開催される特別展「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」の報道内覧会に行ってきました

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4月18日(金)の午後、翌日から京都国立博物館ではじまる特別展「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」の報道内覧会が開催されました。
少しずつですが「お城ニュース」がメディアとして認めてもらえるようになってきたので、こうしてお声がけいただく機会も増えてきました。毎回参加できるわけではないのですが、せめて地元で開催されるときくらいはと出席してきました。

一般向けには休館日だったので、平成知新館の前に誰もいません。

報道発表会の様子

最初に30分の報道陣向け説明会(報道発表会)があり、その後は1時間自由に展示室内を見学できる内覧会というスケジュールでした。
説明会は松本館長の挨拶のあと、今回の特別展を取りまとめられた永島学芸員による展示全体の解説がありました。

特別展なので1Fから3Fまで広く使った展示となっています。

時代も分野も異なる、多種多様な美術品が展示されていますが、学芸員13人が協力して考えた特別展だそうです。
(余談ですが、この関わった学芸員の人数については質疑応答でわかった情報で、この質問をされた方の着眼点は素晴らしいなと感服しました)

報道内覧会の様子

記事中にある展示室内の写真は特別な許可を得て撮影しています

スタートは3Fで今回の特別展が「大阪・関西万博開催記念」と銘打っていることもあり、パリ万博にあわせて我が国が世界に紹介した日本美術を紹介するコーナーになっています。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」や俵屋宗達の「風神雷神図屏風」などが展示されています。ぼく的には狩野元信の「四季花鳥図」が見れて良かったです。

あとは時代に沿って、絵画や仏像、茶碗に刀剣とさまざまな美術品が展示されていました。

ぼくらがとりわけ興味を持ちそうな、戦国時代・江戸時代関連のものをピックアップして紹介すると、まずは豊臣秀吉が所有したとされるペルシャ絨毯の陣羽織「鳥獣文様綴織陣羽織」です。

これは絵柄をそのままデザインしたシャツがグッズとして販売されています。ちょっとほしかったけど、11000円だったのでぼくは諦めましたが、秀吉好きな方ならぜひ。

次に細川家の家紋「細川九曜」が入った鐘です。

また榊原康政が関ヶ原の合戦の直前に徳川家康から拝領したとされる「紺糸威南蛮胴具足(こんいとおどしなんばんどうぐそく)」も展示されていました。
文化遺産オンラインで見たやつだとテンションが上がります。

bunka.nii.ac.jp

なお大注目の「付藻茄子(つくもなす)」は撮影NGですので、ぜひご自身の目で見てください。
あと雪舟の「天橋立図」は6月10日(火)~15日(日)のごく短期間だけ展示されますのでご注意ください。

今日は音声ガイドの無料貸出があったのですが、冨永愛さんがナビゲーションをされています。
とても聞きやすく、作品の解説以外にも隠しメニュー(?)として学芸員との対談みたいなのもあっておもしろかったです。
会場で借りれば650円、アプリなら800円です。アプリは会期中何度でも聴けるので、図録を買って帰るなら、家でも聴けるアプリのほうがオススメです。

rutsubo2025.jp

おみやげコーナーもぜひ立ち寄りたい!

やはりというか「風神雷神図屏風」のグッズが中心でしたが、そのほかにもいろんなグッズがありました。

プレゼントもあります!

「富嶽三十六景」「風神雷神図屏風」に加えて、雪舟の「山水図」をモチーフにしたブックマーカーを買ってきたので、3名の方にプレゼントします!

以下のフォームからご応募ください。

プレゼントの応募受付は終了しました。ご応募いただいたみなさんありがとうございました!

なお同時期に奈良国立博物館でも国宝展が開催されていますので、遠方から足を運ばれる際は両方回ってもいいかと思います!

kojodan.jp

kojodan.jp

[追記]YouTubeに動画がありました!


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