現在、二条城で開催中のナイトイベント「ワントゥーテン 二条城夜会」に行ってきました。
会場の様子は動画でも撮ってきたので最後に貼っておきますが、かなり満足したのでどんなイベントなのかを簡単にご紹介します。
まずこれは外からも見れる部分ですが東大手門は黄色(金色?)にライトアップされています。
中に入ると、今回ぼくが貴重だなと思ったのは唐門が閉まった状態でライトアップされていることです。
ナイトイベントでライトアップされるのは毎度のことですが、いつもはここから入って二の丸庭園に抜けるコースなので閉まった状態は珍しいです。
以前、さくら祭りとかでも閉まった状態はありましたが、そのときもプロジェクションマッピングが投影されていたと思うのでこの写真ははじめてかも。
ここからぐるっとまわって本丸櫓門のところから順路と逆行して二の丸庭園に入ります。庭園のライトアップは毎回同じですが、初見の方は感動すると思います。
そして最後に二の丸御殿前まで戻ってきて、そこでインタラクティブ・ランドアートという洒落た名称のイベントがあります。
人間の動きにあわせてプロジェクション映像が追従したり変化するという、プロジェクションマッピングの進化版みたいなやつでしたが、鶴や虎、松に金雲など二条城内の彫刻や障壁画にも通じるおめでたいモチーフが投影されていて、なかなか凝った仕組みと演出でした。
人が2m離れると輪ができる、といったソーシャルディスタンスを逆手に取った設計も見事だと思いました。
いい感じの写真が撮れてなかったので動画で確認してみてください。
ここしばらく二条城のナイトイベントは毎年プロジェクションマッピングの映像をちょこっと変えただけでSNSを見ててもマンネリ化している声がけっこうありましたが、今回のは新しい試みでとてもよかったです。
なおこのイベントは12月12日まで開催されているので、お近くの方はぜひ。
ちなみに京都市民の方および市内に宿泊される方は遅めの時間のほうが空いているのでオススメです。撮影日は20時半くらいに二条城に入りましたが、とても空いていて快適に見学できましたよ。