姫路城
姫路城

[兵庫県][播磨] 兵庫県姫路市本町68


  • 平均評価:★★★★☆ 4.40(1位)
  • 見学時間:2時間5分(1位)
  • 攻城人数:6743(1位)

リの一渡櫓

現在、リの一渡櫓では瓦の葺き替えや漆喰の塗り直しなどの工事が行われています。工事の様子は見学できますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
リの一渡櫓、リの二渡櫓 保存修理工事特別公開

[20160109追記]
工事の様子です。

以下は工事前の「官兵衛の歴史館」の様子です。

姫路城の「リの一渡櫓」の前には、歴代の姫路城のしゃちほこが展示されています。
「りの一渡櫓」ではなく「リの一渡櫓」とカタカナなんですね。

歴代のしゃちほこです。

現在、櫓の内部は「官兵衛の歴史館」として、黒田官兵衛にまつわる資料やジオラマなどが展示されています。この展示品は、漫画家で黒田家ゆかりの品のコレクターとして知られる本山一城氏が所蔵するコレクションが中心となっており、黒田官兵衛の人物像に迫ることをテーマにしています。

内部は撮影も可能です(フラッシュ禁止、ビデオ撮影禁止)。

太刀や兜など黒田家のゆかりの品も多数展示されています。

官兵衛と家臣団の甲冑も展示されていました。

以下は、保存修理期間中に展示されていた内容です。
リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)
築城から現在まで一般にはお見せしたことのない「櫓」を、保存修理期間中に限り特別公開します。
リの一渡櫓は2層2階の櫓で、初層の東北面に土庇(つちびさし)が付属しているのが特徴です。1601~1609(慶長6~14)年頃に建設されたとされていますが、正確な建設年代は資料がなく不明です。1951(昭和26)年から行われた解体修理では、チの櫓とともに1851(嘉永4)年に修理されたことが墨書(嘉永4年亥年4月取替)から判明しました。入り口は東北面に2箇所あり、東面にチの櫓への入口が設けられています。

内部はこんな感じになっています。

すごい数の甲冑です。

丸瓦にある歴代城主の家紋は見事です。

池田輝政の池田家は揚羽蝶の家紋ですね。

   

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武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

「日本史の知識をアップデートするための勉強会」にて榎本先生から紹介もあり、読んでみることにしました。幕末から明治初期に渡り、加賀藩の御算用者であった猪山信之、直之、成之3代に渡り残された家計簿その他の書簡・日記から、その当時の武士の経済状態や考えが良く解る内容となっています。猪山家が困窮する家計を如何に立て直したか、また幕末から明治にかけて時代が変わる中で猪山成之がどのように考え行動していったかが、そして当時の士族が時代の流れの中でどのようになっていったのかの一端を垣間見ることが出来ました。この本が原作となった2010年公開の映画「武士の家計簿」の中で、原作では娘の髪結に際にお金がなく絵に描いた鯛を用いたエピソードが、長男の着袴の際のエピソードとして描かれておりましたが、映画の方も楽しく鑑賞させて頂きました。

まーちゃんさん)

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