リの一渡櫓、リの二渡櫓 保存修理工事特別公開
[20160109追記]
工事の様子です。
姫路城の「リの一渡櫓」の前には、歴代の姫路城のしゃちほこが展示されています。
「りの一渡櫓」ではなく「リの一渡櫓」とカタカナなんですね。
歴代のしゃちほこです。
現在、櫓の内部は「官兵衛の歴史館」として、黒田官兵衛にまつわる資料やジオラマなどが展示されています。この展示品は、漫画家で黒田家ゆかりの品のコレクターとして知られる本山一城氏が所蔵するコレクションが中心となっており、黒田官兵衛の人物像に迫ることをテーマにしています。
内部は撮影も可能です(フラッシュ禁止、ビデオ撮影禁止)。
太刀や兜など黒田家のゆかりの品も多数展示されています。
官兵衛と家臣団の甲冑も展示されていました。
リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)
築城から現在まで一般にはお見せしたことのない「櫓」を、保存修理期間中に限り特別公開します。
リの一渡櫓は2層2階の櫓で、初層の東北面に土庇(つちびさし)が付属しているのが特徴です。1601~1609(慶長6~14)年頃に建設されたとされていますが、正確な建設年代は資料がなく不明です。1951(昭和26)年から行われた解体修理では、チの櫓とともに1851(嘉永4)年に修理されたことが墨書(嘉永4年亥年4月取替)から判明しました。入り口は東北面に2箇所あり、東面にチの櫓への入口が設けられています。
内部はこんな感じになっています。
すごい数の甲冑です。
丸瓦にある歴代城主の家紋は見事です。
池田輝政の池田家は揚羽蝶の家紋ですね。