姫路城
姫路城

[兵庫県][播磨] 兵庫県姫路市本町68


  • 平均評価:★★★★☆ 4.43(1位)
  • 見学時間:2時間4分(1位)
  • 攻城人数:6658(1位)

【閉館】姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺

姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」は2014年1月15日をもって閉館しました。延べ入館者数は1,843,406人でした(姫路市発表)。

現在、姫路城は平成の大修理を行っています。
そのため天守内部に入ることはできないのですが、そのかわり工事現場を見るための見学施設「天空の白鷺」が用意されています。

エントランスです。

混雑しているときはここで10分以上待つことになりますので、事前に予約していくことをオススメします。
ただし待つ場合も約7分の「姫路城の修理の歴史」のビデオが上映されているので、それを見て過ごせばいいかもしれません。

見学フロアの8Fまではエレベーターであがるのですが、天守を石垣から最上階まで見れる貴重な機会なので、ぜひ窓の外を見てください。

下で制限をかけているので、見学フロアでは比較的ゆっくり見ることができます。

8Fです。
姫路城の瓦、屋根の展示や、現在の保存修理の作業状況が紹介されています。

通常ならば羽を上にしている揚羽紋ですが、珍しい上下逆さまに取り付けられた「逆揚羽」の瓦が今回の修理で見つかったそうで、展示されています。

屋根瓦の修復作業の手順がわかりやすく紹介されています。

7Fです。
姫路城の漆喰壁の展示や、現在の保存修理作業状況が紹介されています。

ふたたび1Fに降りたところにはミニチュアの姫路城が展示されています。

天守を真横から見る機会というのはそうそうないので、ぜひ一度は自分の目で見ておきたいですね。

保存修理工事エリア見学会

幸運なことに抽選で当たったので、この工事現場を見学することができたので、そのときのレポートをブログに書きました。

「天空の白鷺」年度別入館者数

来館者数の実績が発表されたのでメモしておきます。

年度入館者数
22年度12,057人
23年度549,732人
24年度622,286人
25年度659,331人
合計1,843,406人
  • 平成22年度:平成23年3月26日〜3月31日
  • 平成25年度:平成25年4月1日〜平成26年1月15日
   

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図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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