姫路城
姫路城

[兵庫県][播磨] 兵庫県姫路市本町68


  • 平均評価:★★★★☆ 4.43(1位)
  • 見学時間:2時間4分(1位)
  • 攻城人数:6658(1位)

天守の庭(礎石)

入城ゲートのそばに築城以来、天守を支えてきた礎石の配置を再現した「天守の庭」があります。

昭和の大修理の際に鉄筋コンクリートの基礎に変更されたため、不要となった礎石を元あった形に並べて展示しています。

天守の庭
 大天守は姫山を3.6メートル盛土した地盤上に基礎柱石を据えています。慶長年間(1596〜1614年)の築城以来350年の歳月に耐えたが、総重量六千トンにも近い建物を支えていたために地盤が段々沈下して礎石が甚だしい高低差を生じたので大天守は東南の方向に約44センチメートル傾斜していました。
 昭和の大修理を機会に地盤沈下を防ぐため、鉄筋コンクリで十弁式定盤基礎を築き、建物の重量を直接岩層に受けもたせることとしたので、建物の入側から内方の礎石が不用になり、この不用になった礎石をもとのように配置して天守の平面形を再現したのがこのお天守の庭です。
   

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大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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