姫路城
姫路城

[兵庫県][播磨] 兵庫県姫路市本町68


  • 平均評価:★★★★☆ 4.42(1位)
  • 見学時間:2時間5分(1位)
  • 攻城人数:6849(1位)

水の門

姫路城の天守に向かう最後の備えがこの「水の門」です。
敵軍が攻めてきた場合、この門は右斜め後ろに位置しているため死角になります。また門の向こう側がくだっていくようにつくられているので、このルートが天守に通じるとは思わないでしょう。

最初は「水一門(水の一門)」です。右側は油塀です。

棟門(むねもん)と呼ばれる形式の門ですね。
内側から見るとこんな感じです。

つづいて「水二門(水の二門)」です。

門はこのあと「水六門(水の六門)」まであります。
また、「水一門」から「水四門」まではそれぞれ重要文化財に指定されています。

姫路城の歴史において、敵にここまで攻められることはなかったのですが、こういう城郭の構造を見ると、いかに当時の人たちが心理学や視覚効果に通じていたかがよくわかりますね。

   

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今日のレビュー

関西の城あるき (エルマガMOOK)

見たところ、チープなつくりのように感じますが、中身は結構濃いです。
関西が世界に誇る姫路城を始めとする国宝3城、その他の名城、山城の見所、立ち寄り所も掲載されている城専門のガイドブックです。サイズ的に、持ち歩きにもぴったりです。山城では、本郭までの目安時間も書かれていて、計画に便利です。少し足を伸ばした遠征城攻め旅についても書かれています。
その他現代にも受け継がれている「穴太衆」のこと、国宝5城の城もなかなど、興味をそそられる記事もちりばめられています。中でも、最後の城取材後記がとても面白かったです。

黒まめさん)

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