攻城団スタジオでの初収録となる番組を公開しました。
じっさいには収録時のミスや編集時の反省点も多々あるのですがそれは後日書くとして、まずは1本目となる動画をご視聴いただけるとうれしいです。
ぜひ感想などもメールやコメントでお寄せください。
初回だから気合いを入れた、ということでもないのですが、やはり榎本先生というゲストを招いての対談収録だったので失礼があってはいけないのと、しっかり準備したという誠意を示すために事前に本を読んだ上で(これは当然ですが)、このような資料を作成しました。
今回は歴代の征夷大将軍を紹介する本ではありますが、表紙の装丁が示しているとおり、3つの武家政権の話でもあるので、それぞれの武家政権ごとに将軍の在任期間や略系図を用意しています。
個々人のエピソードなどは本を読めばわかることなので、番組ではメタ視点といいますか、少しだけ視野を広げて将軍同士の関係性や、死去に伴わない将軍交代のケースが意外と多いことなどを可視化しました。
こういうのを見ることで兄弟やいとこ同士での相続も理解しやすくなります。また足利義材(義稙)が二度将軍に就任したことも一目瞭然ですし、徳川慶喜が将軍を辞任後に長生きしたこともわかります。
やりたかったこと、やろうとしていること
台本もしっかりと用意しましたが、いざ司会進行をしてみるとなかなか台本どおりに進めるのはむずかしかったです。
ただある程度は自由に脱線しながら話したほうがおもしろくなるなとも思いました。
ぼくが歴史やお城の専門家ではないこともあり、攻城団TVではサイト同様に初心者が楽しめる、ただ興味さえあれば気後れせずに視聴・参加できる番組を目指しています。
そのためにも自分の知識をひけらかすのではなく、ぼくがおもしろいと感じたポイントをみんなと共有するスタンスを大事にしていて、その部分はわりと初回から達成できたんじゃないかなと手応えを感じました。
こうした長めのトーク番組だけじゃなく、短い番組(こっちはぼくのひとり語りになると思います)もつくっていくつもりですが、いずれにせよ「歴史って楽しいな」「お城に行ってみたい」と思っていただけるような番組をどんどんやりたいので、ぜひご視聴いただけるとうれしいです。