台風は去ったものの、今日はちょっとだけ小雨が降っている中、二条城で朝ごはんを食べてきました。
じつは今月1日から二条城は「夏の早朝開城」ということで、7:00から入ることができます(通常は8:45)。
これは昨今のものすごい観光客を少しでも分散しようとする施策で、個人的にはこうした試みはどんどんやったらいいと思います。修学旅行生や遠方からのバスツアーは10時くらいに到着するので、前泊した方はちょっと早めに入ることでゆっくり快適に散策できます。
残念ながら二の丸御殿や収蔵館は開いてないのでそこはふつうに開けてほしいところだけど、おそらくこれは人手の問題でしょうから来年以降は改善されるといいな。
(「開門の儀」的なイベントでもあるのかと思って7:00ちょっと前に着くようにいったんだけど、とっくに門は開いていてみなさん出勤されてました)
また、それにあわせて要予約かつ人数限定ですが、通常は非公開の「香雲亭」で朝食を食べられるという企画をやっています。
この「香雲亭」は江戸初期の豪商、角倉了以の屋敷で、そこに入れるだけでも貴重なのに、祇園の京料理屋「いそべ」さんのごはんが食べられるというのはなかなかお得だと思います。
早く着きすぎたので待ってたら、雨だったので気を使ってくださったのか時間前だったけど入れてもらえました。
(ただし席は予約順で決まっているようで、当日の到着順ではないようです)
ぼくがいちばんのはずなのに、奥にもうすでに座ってる人がいるなと思ったら角倉了以さんでした。
こんな感じで庭園を見ながらごはんを食べることができます。
「ゆば粥御膳」ということで、これにゆば粥がついてます。
庭園側だったらいいなーと思っていたら、いちばんいい席に案内してもらえました。
雨は降ってましたけど、涼しいし、風情があって、それはそれでいいなと思いました。もちろん青空だったらそれもいいと思いますけどね。
ぼくはこの企画をテレビで見て知ったんですけど、翌日すぐに電話したのがよかったのかもしれません。
予約もどんどん入ってるようですが、8月31日までやってるのでまだ間に合うと思います。
あえてホテルの朝食なしプランにして、二条城で朝ごはんを食べるというのもいいんじゃないでしょうか。
あとぼくみたいに京都市民の方もちょっと早起きして二条城までごはんを食べに出かけてみるのもいいと思います。この雰囲気込みで2500円なら高くないんじゃないかな。
予約の電話は夕方のほうがつながりやすいかもしれません。