清流園は1965年(昭和40年)に完成した庭園です。
江戸初期の豪商、角倉了以の屋敷から、建物の一部と庭石約800個を譲り受け、さらに全国から集めた銘石300個を使ってつくられました。
面積は約16500m2、池泉回遊式の和風庭園と、芝生を主体とした洋風庭園にわかれています。
清流園
清流園は、面積約五千坪で、池泉回遊式の和風庭園と、芝生を敷詰めた洋風庭園から成る。
この庭園は、高瀬川一之船入のところにあった旧角倉了以邸の建物の一部と、庭園の庭石約八百をもとに、全国から集めた名石約三百個をそれに加え、昭和四十年に完成した。
園内にはお茶室和楽庵や、香雲亭がある。しだれえんじゅ
えんじゅ(槐)の変種で、まめ科に属する落葉喬木である。花期は七〜八月で蝶形の小さい白花をつける。
原産地は中国で、古来より出世の樹として中庭等に植える風習があり、又縁起木として豪族の屋敷内に多数植えられ、その一族の反映の象徴とされたといわれる。元離宮二条城事務所
園内の香雲亭と800個の庭石は、角倉了以の屋敷から移したものです。