二条城でも一口城主が募集されています。
寄付は一口1万円からで、城主になると入城証がもらえます。
(寄付の額により入城証で入城無料となる有効期間が異なります)
記念品として、ステッカーやバッジももらえます。
ちなみにこのステッカーは1000円以上の寄付でもらえます(バッジは200円の寄付でひとつもらえます)。
また、現地での寄付にかぎって(銀行払込・クレジットカード決済での寄付は対象外)スタンプカードが発行されます。
1回1000円の寄付につき、スタンプがひとつ押され、スタンプが10個たまったら入城証(1年間)がもらえます。
京都市が公開している動画があります。
では、制度の概要を以下に記します。
「世界遺産・二条城一口城主募金」制度概要
二条城では日本のみならず、世界共通の財産である世界遺産・二条城を次代へ保存・継承していくために、国宝・二の丸御殿をはじめとする文化財建造物等の本格修理を行っています。
この本格修理事業は2011年(平成23年)度からおよそ20年の歳月をかけ、28棟ある文化財建造物をはじめ、城内すべての歴史的建造物を中心に修理や整備を行います。事業達成のためには100億円の 事業費が必要となり、京都市では事業推進のため、京都市民のみならず、国内外から目標額50億円として「世界遺産・二条城一口城主募金」を募っています。
募集期限 | 2010年(平成22年)から |
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募金目標額 | 50億円 |
募金の対象 | 国内外の個人、法人、団体など |
特典 |
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感謝状 | 1回につき10万円以上寄付をした場合、感謝状が贈呈されます |
1日城主 |
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募金の方法
銀行払込、クレジットカード決済、現金受付で寄付することができます。
詳しくは以下のサイトに書かれています。
二条城 世界遺産・元離宮二条城公式ホームページ。元離宮二条城は徳川家の栄枯盛衰をはじめ、日本の歴史の移り変わりを見守ってきたお城です。このページは一口城主募金のページです。
本格修理の内容およびスケジュール(予定)
第1期 | 2011年度〜2017年度 | 唐門・築地、東大手門、番所 |
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第2期 | 2017年度〜2021年度 | 本丸御殿 |
第3期 | 2022年度〜2025年度 | 二の丸御殿(白書院ほか2棟)、溜蔵・二階橋廊下 |
第4期 | 2026年度〜2034年度 | 二の丸御殿、東南隅櫓他14棟 |
京都市民年間パスポート
2019年(平成31年)4月の入城料改定にともない、京都市民限定で年間パスポートが販売されています。
年間2000円(10月1日からは2090円)で何度でも入城できますので、1年のうちに2回訪問すればもとが取れるお得なパスポートになっています。
対象者は「京都市内に住所を有する方(小中高校生および高等専門学校以外)」で、発行には住所を確認できる書類(運転免許証、住民票等)が必要となります。
(上記はすべて、2019年4月時点の情報です)