二条城の東南隅櫓は、1602年(慶長7年)から1603年(慶長8年)に造られ、1625年(寛永2年)から1626年(寛永3年)に改修されました。
二条城には寛永期に建てられた隅櫓が本来四隅にありましたが、1788年(天明8年)に起きた大火によってそのうちのふたつが焼失してしまい、現在はこの東南隅櫓と西南隅櫓が残っているだけです。
国の重要文化財に指定されています。
東大手門の近くにあり、地下鉄の二条城前駅から歩いていく途中にあるので、非常に目立つ位置にある隅櫓です。
また、観光バスの駐車場近くでもあるため、見学したことのある人も多いと思います。
城内側から見た東南隅櫓です。
夜はライトアップされています。