二条城の西南隅櫓は東南隅櫓と同様、1602年(慶長7年)から1603年(慶長8年)に造られ、1625年(寛永2年)から1626年(寛永3年)に改修されました。
2重2階、西と南に石落としのついた櫓で、国の重要文化財に指定されています。
一見すると、東南隅櫓と同じに見えますが、西面の破風が向唐破風となっています。
二条城には隅櫓がふたつ現存しており、東大手門に近い東南隅櫓はよく写真などで紹介されていますが、もうひとつがこの西南隅櫓です。
美福通と押小路通が交差する場所に建っています。
城内からは木がさえぎっているので、あまりよく見えません。