皮やあんなど各部門ごとの受賞「城もなか」はどれも魅力的なので、来年の城めぐりの行き先選びの参考にしてはいかがでしょうか。
なかには通販で買えるのもありますので、年末年始のおやつに注文するのもいいですね。
怒涛のように城もなかとの出会いを繰り返してきました、2022年も残すところあとわずかとなりました。
今年の城攻め、城もなかとの出会いはどうだったでしょうか?
私自身は今までにない新たな発見や出会いが溢れており、忘れられない一年であったと思います。これが序章であり、これから更なる面白い展開を生む新章に突入できればと願うばかりです。
さて、今回は沢山の城もなかに出会った2022年を締めくくるべく、勝手に「城もなかアワード2022」を選定していきたいと思います!
城もなかを地域区切りではなく、いくつかの分野別に「これはすごい!」「是非おすすめ!」「衝撃的な出会い!」といった特に印象的な城もなかについて、発表していきたいと思います。
以前私の好きな城もなかランキングとしてベスト5を展開させていただきましたが、しばらくそういった横断的なまとめをできできなかったこともあり、これまでのまとめ的な意味も含めて、私の独断と偏見でしかありませんがお付き合いください。
なお対象はベスト5として選んだもの以外で、ベスト5選定以降の2020年〜2022年までに私が出会った城もなかとしています。
城もなかアワード2022ですが、2020〜2022の3年間のまとめとなります。御了承ください。
それでは、お待たせいたしました。「城もなかアワード2022」の開幕でーす。
(ファンファーレ)
(拍手:パチパチパチパチ)
今回は次の部門でアワードを発表していきます。
まずは、アワード二大部門賞といわれる(勝手に言ってる)
- 皮部門
- あん部門
そして、
- パッケージ部門
- ストーリー部門
- 個性派あん部門
- 劇的出会い部門
です。
城もなかアワード2022 「皮部門」
さっそく、「皮部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022、皮部門の受賞城もなかはー
浜松城の城もなか
ふる里総本家さんの「出世城もなか」
です!!
浜松城の望楼型天守を美しくかたどった皮で、3Dモデリングにより、その形を再現しており、細部までシャープで、彫が鮮やかな皮である点が唯一無二の高い評価につながりました。
また、石垣と1層目の部分の皮が、大きな空洞を生み出し、たくさんのあんを包み込むことができるような形状をしています。これに対し、望楼型天守の2層3層目は比較的あんを包む量が少なくなります。
この違いが「城もなか」を食べる際に食感や印象の違いとなってあられてきます。2層3層目は、皮とあんのバランスにおいて比較的皮が多く、サクサク、パリパリ、香ばしさや苦味、米の風味など皮を中心に楽しめ、1層目と石垣は、あんが格段に多くなりますので、しっとり、ずっしり、粒あんの粒や小豆の皮の食感、甘味などあんを中心に楽しめるという、1城で二度おいしい「城もなか」を演出する重要な役割を果たしているという点も面白く受賞につながりました。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
浜松城の城もなか
ふる里総本家さんの「出世城もなか」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
どんどん行きましょー!
続いて「あん部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022 「あん部門」
城もなかアワード2022
あん部門を受賞した城もなかはー
弘前城の城もなか
あずき庵さんの「手作りお城最中」
です!!
手作りもなかタイプの城もなかであるこの城もなかのあんは、あずき餡で、皮と同様に個包装になっています。
なんと言っても受賞のポイントは、あんが“キューブ状”になっているという他に類を見ないところ。
(多くの手作りタイプ城もなかは、袋詰めされていて絞るタイプ)
キューブ状のあんは、透明なビニールで包まれていて、さらにそれを和紙風素材の包装紙で包んであります。
食べるときには、片方のもなか皮の内側に、キューブ状のあんの包装を開きつつ、つるりと乗っけて、もう一方のもなかの皮でぎゅぎゅぎゅーっと押しつぶしながら皮と皮を合わせる。
立体感で厚みのあるキューブ状のあんがしっかりともなかの皮の中に収まるのか、はみ出ないのか、とドキドキ感も演出してくれるところもポイントが高かったようです!
あずき庵さんの計算つくされたサイズ設計に拍手喝采です。
お店の名前にもなっているあずき餡は、お店こだわりのあん。
沖縄産の海塩“ぬちまーす”を使用するなど、材料の厳選素材で作られた餡が、すっきりした甘味につながっていて、リピーターも多いとか。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
弘前城の城もなか
あずき庵さんの「手作りお城最中」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
続いて「パッケージ部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022 「パッケージ部門」
城もなかアワード2022
パッケージ部門を受賞した城もなかはー
首里城の城もなか
あわ家惣兵衛さんの「首里城最中」
です!!
琉球王国の城もなかにふさわしい、パッケージも斬新で印象的。城もなかのベストドレッサーともいえるパッケージ。沖縄の伝統工芸の紅型を用いて、首里城の姿が鮮やかに力強く、華やかに、かつ色とりどりで、見ているだけで元気になる。
これから復興の道をたどる首里城の応援の旗印ともいえるパッケージが高く評価されたようです。


そして評価のポイントはもうひとつあり、箱型パッケージであることです。最中を衝撃から守ってくれる役割を果たしています。
さらに4個セットは、4個で集合体となることによる剛性の増強に加え、プラスチックパッケージがさらに強度を高めており、衝撃からの防御体制が極みの域に達していると絶賛されました。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
首里城の城もなか
あわ家惣兵衛さんの「首里城最中」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
なお〈首里城の城もなか あわ家惣兵衛さんの「首里城最中」〉については、その皮の細かな技巧のレベルの高さも評価され、皮部門にもノミネートされておりました。
ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
どんどん行きましょー!
続いて「ストーリー部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022 「ストーリー部門」
城もなかアワード2022
ストーリー部門を受賞した城もなかはー
加瀬城(仮)の城もなか
新岩城菓子舗さんの「夢見の城もなか」
です!!
あの有名な太田道灌が加瀬山に城を築こうとしていたのですが、鷹に兜を持ち去られる不吉な夢を見たということで、築城を断念したという逸話があり、この逸話から、作られなかったが構想されていたお城の夢をモチーフに城もなかが生み出されています。
つまり、夢見ていたが、悪夢で断念、築かれることなく歴史に消えていったお城を、現代に城もなかという形で築城しているといえるのです。
この類まれなる発想とそれを実現したという面白いストーリー、城の構想だけがあったという伝説を城もなかにより築城の夢を叶えるという、なんとも夢のある、ファンタスティックな新たな動きに興奮が抑えきれず、満場一致の受賞となったようです。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
加瀬城(仮)の城もなか
新岩城菓子舗さんの「夢見の城もなか」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
なお、〈加瀬城(仮)の城もなか 新岩城菓子舗さんの「夢見の城もなか」〉におかれては、そのパッケージのポップさや粋なデザインについても高評価を得ており、パッケージ部門にもノミネートされておりました。
ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
まだまだ行きますー!
続いて「個性派あん部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022 「個性派あん部門」
城もなかアワード2022
個性派あん部門を受賞した城もなかはー
弘前城の城もなか
アントルメ佐藤菓子店さんの「お城りんご最中」
です!!
あんは、白生餡とリンゴ餡のダブルであり、リンゴ餡を白生餡が包み込むように配置をしています。
リンゴ餡という青森ならではの特産餡を用いているところが大きな特徴です。リンゴ餡と聞くだけで、甘く香りのよいリンゴが新しい城もなかの世界を食べた瞬間に広げてくれる。
まず、その特産のあんによる城もなかの新世界を切り開く力強さが受賞の要因となりました。
さらに、リンゴ餡と白生餡は1:3となっていますが、食べるとリンゴ餡の存在感は抜群で、リンゴの素材のシャキシャキ触感やリンゴのフルーティな甘さ・風味がしっかり感じられ、白生餡が、リンゴ餡を引き立てているという絶妙なバランスを実現しているというところも匠の技の評価が加算されたようです。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
弘前城の城もなか
さかかかントルメ佐藤菓子店さんの「お城りんご最中」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
またこちらの部門については僅差で受賞を逃したものの〈小机城の城もなか
折本屋さんの「小机城最中」〉の刻み栗入りのあんや〈越前大野城の城もなか えびすやさんの「天空の城もなか」〉の冷蔵販売されているマーガリン入りの城もなかについても高評価で次点でノミネートされておりました。
ついに残す部門は一つとなりました!!
トリを飾るのは「劇的出会い部門」の発表ですー!
デレレレーーージャーン
城もなかアワード2022 「劇的出会い部門」
城もなかアワード2022
劇的出会い部門を受賞した城もなかはー
柿岡城の城もなか
銅山堂さんの「柿岡城最中」
です!!
皮はよくある皮ですが、あんは大変珍しく、白餡ベースの柿餡です。柿の細かなブロックがちりばめられており、触感や風味に変化があります。
この城もなかは柿岡城のすぐそばのお店で買えますが、そもそも柿岡城を攻めるということがなかなかないのかなと。私自身も城もなかがあるということがなければ訪れていなかったということは否めません。
なかなか行かないマニアックな城で、わりと最寄駅からも遠く、どちらかというとかなり地元のお菓子屋さん感が強い場所。
異常なほどの城もなかへの思いが強い場合にたどり着く城もなかといっても過言ではない!
そんな場所に自転車で爆走しながらやっと辿り着き、ラスイチに巡り会えたという、奇跡的な出会い。まさに劇的出会いを果たした受賞に値する城もなかです。
この店頭の光景が目に焼き付いています。
詳しくはこちらの道中記をご覧ください。
柿岡城の城もなか
銅山堂さんの「柿岡城最中」
ご受賞おめでとうございました!!
(パチパチパチパチ)
また〈柿岡城の城もなか 銅山堂さんの「柿岡城最中」〉は、個性派あん部門でも、柿餡という個性が溢れる餡でノミネートされていました。
どちらの観点でも、ますますのご活躍、ご発展、お祈り申し上げます!
終わりに
これにて、城もなかアワード2022の全ての部門の受賞城もなかの発表が終わりました。
本当はアワードのクリスタルの置物とかアワードの証を各受賞の城もなかのお店にお送りしたいところですが、城葱の全くの独断と偏見なので、逆に申し訳ない気持ちです。
(でも、ボランティアでアワードの証など作ってくださる方がおられたら嬉しいです)
いやー、今回あらためて城もなかを振り返りますと、本当に多種多様。
一言で城もなかといっても、これは簡単なものでないことがよーく身に染みて感じることとなりました。
お店の工夫や技巧が結集された、城もなか。
お城を楽しみ、お腹と心を満たしてくれる味わい深い、城もなか。
地元やお店の思いが、あんと共にぱんぱんに詰まった、城もなか。
ほんとうに素晴らしい、城もなかばかりです。
今回受賞した城もなかの他にも、甲乙つけ難い城もなかはたくさんありました。
ひとつの切り口として城もなかアワードとして発表させていただいたということでご理解いただけると幸いです。他の城もなかも、別の部門で切り口をつくると受賞城もなかとなってくる逸材ばかりなのです。
このようにまだまだ城もなかの世界には楽しく面白い展開が続いていきそうな予感しかしません。
また機会を見て、城もなかアワードを発表させていただけたらと思います。
皆さま最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
それでは、またお会いしましょーー!
城もなかアワード2022!
これにて閉幕ですーー
(拍手:パチパチパチパチパチパチ)
さてさて、調子に乗ったアワード発表はこの辺で。
この城もなかアワード2022をご覧になった皆様が、城もなかを通じて、城が愛される地域文化に触れるきっかけとなり、あらたな次元の城めぐりの世界が広がればと思っております。
それでは、来たる2023年も!
城めぐりのおともに「城もなか」を!
よき「城もなか」との出会いがありますことを祈っています。
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