1本目の動画「【戦国合戦の基礎知識】合戦の流れ」を公開してからずいぶん時間が経過してしまいましたが、残りの2本をようやく公開できました。
今回は城攻めについての動画と軍師についての動画です。
1本目の公開が8か月前、そもそも収録日はちょうど一年前の今日(11月19日)だったので、結果的に服装の違和感はないのですが、1本目は7周年のロゴが右肩に入っていたり、そもそもトークに出てくるたとえ話が「麒麟がくる」になっていたり、若干2021年を感じさせるかもしれません。
ただ内容は時期を問わないテーマなので(そもそもネタ本は2011年に出版された榎本先生の「籠城 戦国時代に学ぶ逆境のしのぎ方」ですし)楽しんで見ていただければうれしいです。
【戦国合戦の基礎知識】合戦の流れ
この番組では、合戦というのはゲームのように即断即決ではじまるものではなく、もっと入念な準備が必要だということを教わりました。
社長が新規事業をはじめるときのように、まずは関係者にプレゼンするところからというのはおもしろいですね。とくに戦国時代初期の頃でいうと大名と国衆たちは安全保障など実利的な関係で結ばれていたので、みんなにメリットを語らなきゃいけないそうです。
【戦国合戦の基礎知識】城攻めの基本
つづいて合戦の花形とされる「城攻め」についてです。
味方の存在がも大きい「力攻め」はできれば避けたかったようで、ただ専業兵士ではなく農民が兵士だった時代は田植えや収穫期に戦ができないとか、雪国の場合は道が通れるうちに帰国しなければならないとか、時間的な成約もある中で選択せざるをえない状況もあったようです。
逆に大規模な軍勢で長期戦ができるようになれば水攻めなどの兵糧攻めが可能になるわけですね。
【戦国合戦の基礎知識】軍師の役割
軍師というと奇襲を成功させたり、少数の兵で大軍相手に勝利するなど三国志の諸葛亮孔明のような天才軍略家をイメージしがちですが(その孔明も「三国志演義」というフィクションベースなのですが)じっさいにはいろんなタイプの軍師がいて、そのルーツとも言えるのが「軍配者(ぐんばいしゃ)」という知識人だったという話を教わりました。
過去のコラムで角隈石宗(つのくませきそう)や太原雪斎(たいげんせっさい)などの名前は知っていましたが、日本にもおもしろい軍師がいっぱいいたんですね。
終わりに
一年前に収録したこともあり、いまとは番組の作り方もけっこう変えてます。
当時は短めの番組をたくさんつくったほうがYouTubeでウケるのかなと考えて、この日も3本収録してたのですが、いまはあるテーマについてしっかり語ろうと思ったら時間無制限にしたほうがいいと考えています。
あと3本ほど収録済みで公開できてない動画があるのですが、年内にすべて公開する予定です。
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