加藤神社は加藤清正を主神とする神社で、土木建築や勝運にご利益があるとされています。
正式名称は錦山神社(にしきやまじんじゃ)ですが、一般に加藤神社と呼ばれています。
清正を祀る浄池廟(じょうちびょう)があった日蓮宗の名刹・本妙寺が、1871年(明治4年)の神仏分離令によって浄池廟と本妙寺は神社と寺としてわけられ、社殿だけが熊本城内に移され、加藤神社として建立されました。
当初は現在の熊本城本丸と宇土櫓の間に「錦山神社(にしきやまじんじゃ)」として建立され、1874年(明治7年)に熊本市京町へ移転し、さらに1962年(昭和37年)に現在の場所に移りました。
境内には、1909年(明治42年)に名護屋城跡より持ってきた旗立石(はたたていし)があります。
また、清正の嫡子である加藤忠広が配流の地である出羽丸岡から持ち帰ったとされる松の木が移植されています。
大小の天守をバックに記念撮影できる場所も用意されています。
ちなみにこのキャラは「清正くん」です。
毎年7月の第4日曜日に開催される「清正公(せいしょこ)まつり」は、熊本の夏の代表的な祭りとなっています。
加藤神社の観光情報
住所 | 熊本市中央区本丸2-1 |
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営業時間 | 常時開放 |
駐車場 | 40台、参拝客は無料 |