熊本城の敷地はとても広大で、櫓などの復元整備も進んでいるので、城内を見学して回るとあっというまに100枚以上の写真を撮影していると思いますが、そのなかでもとくにオススメの撮影ポイントを紹介します。
攻城団がオススメする熊本城の撮影ポイント
1.竹の丸から見た天守
櫨方門から入ればすぐのところです。
個人的には、熊本城がいかに堅城だったかがもっともよくわかるポイントだと思います。
ここからのぼれば有名な「二様の石垣」が見れます。
2.二様の石垣越しに見える天守
二様の石垣というのは加藤清正が築いた石垣を、本丸御殿を増築するために細川忠利が拡張したために、このような珍しい石垣になっています。
「武者返し」の異名もあるため、清正の築いた石垣のほうが急角度な印象もありますが、左側のより急角度で直線的なほうが細川時代の石垣です。
3.大銀杏と天守
ここは人通りも多いですし、銀杏の木がほんとうに大きいので、大小の天守を入れて撮影するのはむずかしいのですが(とくに大天守が隠れてしまう)、熊本城の別名である「銀杏城」の由来になった銀杏の木ですから、ぜひともおさえておきたいポイントです。
できれば銀杏が色づいている時期に撮影したいですね。
4.宇土櫓
個人的には熊本城でもっとも魅力的な建築物は天守よりも宇土櫓だと思っています。ほとんどの現存天守よりも大きい現存櫓ですからね。
宇土櫓は単独のアップで撮影してもカッコいいですし、少し遠目から連結する多聞櫓と二重櫓を含めて撮影するのもオススメです。
5.宇土櫓越しの大小天守
頬当御門から加藤神社に向かって歩いていくと、宇土櫓の奥に大小天守が見える絶景ポイントがあります。
できれば空堀まで入れて撮影したいですね。
ここの石垣はまさに清正流と呼べるものですが、高さが約25mもあるそうです。
6.二の丸広場から見た天守
熊本城は広範囲にわたって復元が進んでいますが、二の丸広場からも宇土櫓と大小天守を同時に写真におさめることができます。
手前の西出丸塀も含めて、雰囲気出ていますよね。
ここは入城した際にもらえるパンフレットで使われている写真と同じです。
パノラマでうまく撮影できるとすごい写真になりそうですが、ぼくの腕ではうまく撮れませんでした。
地図で全体の位置関係を確認
ちなみに今回ご紹介した順番のとおりにまわると、熊本城の主だった見所を漏れなくチェックすることができます。
(二の丸広場までまわるのは少し時間がかかりますが、もしクルマで訪問した場合は二の丸駐車場に停めるとちょうどいいですね)