飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)は、飯田丸の南西隅にあった櫓です。
西南戦争前に陸軍により破却されていましたが、2005年(平成17年)に木造復元によって再建されました。
「飯田丸」の名前は加藤清正の重臣のひとりである「飯田覚兵衛」が預かっていたことからつけられたそうです。
これが入口です。
中には復元工事の様子が写真で紹介されています。
木造で復元されていますので、とても雰囲気があります。
上の階にあがってみましょう。
五階櫓ではありますが、上がれるのは3階までです。
当時も上層階は見張りのためにだけ使われていたそうです。
外から見るとこんな感じです。カッコいいですね。
この飯田丸五階櫓は防衛面でも重要な役割をになっていたそうです。
飯田丸五階櫓
熊本城にはかつて大小天守閣をはじめ、櫓四十九、櫓門十八、城門二十九があり特に五階櫓は築城当時六棟を数えたと云われている。
飯田丸五階櫓は加藤清正の重臣の一人である「飯田覚兵衛」が預かっていた曲輪(郭)にあることからこの名がついた。
外観三層内部五階建ての櫓で、延べ床面積五百三平方メートル、石垣からの高さ十四・三メートルで天守級の規模を誇る。
熊本城復元整備計画により古写真等を基に平成十七年三月復元完成している。熊本市Iidamaru Five-story Turrel
Kumamoto Castke is believed to have had 49 turrels originally: 18 turret gatcs, and 29 castle gates. Among these were six 5-story turrets. The Iidamaru 5-story turret was named after Iida Kakubei, who was in charge of this turret. Replica completed, March 2005Kumamoto City