南大手門は木造の櫓門で、熊本城の西、南、北と3ヶ所ある本丸への大手門(正門)のうち、最大の大手門でした。
現在は城内への入口として使われていないので、ここを通る人は少ないです。
内側から見るとこんな感じです。
いまは頬当御門からここを通って帰る人が多いかもしれません。
この南大手門は2002年(平成14年)10月に復元されました。
建築費は約6億1千万円で、建築面積は約304m2です。
南大手櫓門(みなみおおてやぐらもん)
西向きの城である熊本城本丸の全面を防備する西出丸には、南・北・西の三つの大手門のほか隅櫓などが設けられ本丸を防備していた。その中でも最も大きいのが南大手櫓門で、入母屋造り、本瓦葺で桁行十七間(34m)、梁間四間(8m)、延べ床面積330.18m2。 南から登城する際は、下馬橋(現:行幸橋)を渡り、南坂(現:行幸坂)を登り、この門から本丸へ向かっていた。Minami-ote Turret Gate
The largest among the three great gates placed to defense the Tenshukaku (the main castle tower) is this Minami-ote turret gate.
ちょうど訪問時が特別公開中期間だったので中に入れました。
奉行丸の中から階段を使ってあがります。
10年以上経っているのに、まだまだきれいでした。
木造復元の味が出てくるのはあと数十年後なのでしょうね。