彦根商工会議所青年部が彦根駅前に石田三成の銅像を設置しようとしているようです。
彦根市の彦根商工会議所青年部が、地元にゆかりのある戦国武将石田三成(一五六〇~一六〇〇年)の銅像を、JR彦根駅東口ロータリーに建立しようと活動を始めた。彦根市を主会場とする二〇二四年滋賀国体・全国障害者スポーツ大会(国体・全スポ)の開催までに完成させたい考えだ。
たしかに彦根城がある西口には井伊直政の銅像がありますので、佐和山城がある東口に石田三成の銅像を建てるのはいいアイデアですね。
記事によれば、この直政像は1987年(昭和62年)に建立され、費用は700万円かかったそうで、でもいまこれと同規模の銅像を作ろうとすると1億円ほどかかるとか。
一方で資金面に課題もある。一九八七年に直政像を作った際の費用は約七百万円だったが、三十年ほどたち、同規模の銅像を建てる場合には一般的に一億円ほどの資金が必要になるという。実際には交渉次第で減額もできるが、青年部副会長の小出哲士さん(40)は「地元の皆さんが心から『応援したい』と思えるようなイベントを実施し、理解されるような働きをしていきたい」と話す。
30年でそこまで費用が変わるものなのかわかりませんが、すごい上昇率ですね。
なお1月26日には彦根商工会議所において講演会「君は石田三成を知っているか」が開催されます(10時〜12時、定員150人、無料)。
佐和山城研究会代表の田附清子さんが講演されます。