紹介文

彦根城は徳川四天王のひとりである井伊直政の子、直継によって築かれた城です。以降、多くの大老を輩出した譜代大名・井伊氏14代の居城として用いられました。天守は国宝に指定されています。幕末に起きた「桜田門外の変」で暗殺された大老、井伊直弼は藩主となるまでをこの城下で過ごしており、当時の屋敷は「埋木舎(うもれぎのや)」としていまも現存しています。JR彦根駅からも徒歩圏内にあり、訪問しやすい現存天守のひとつです。また人気キャラ「ひこにゃん」でも有名な城です。

彦根城を訪問した6602人の報告によれば、平均見学時間は1時間51分、平均評価は4.15点となっています。

彦根城は彦根藩の藩庁です。

バッジ

バッジとはいろんなテーマでまとめたお城のリストです。次に訪問するお城の参考にしてください。
彦根城は「日本100名城」「国宝5城」「現存天守12城」「滋賀県三名城」「現存三重櫓」「重要文化財」「天下普請」「金箔瓦」のバッジに登録されています。

  • 日本100名城
  • 国宝5城
  • 現存天守12城
  • 滋賀県三名城
  • 現存三重櫓
  • 重要文化財
  • 天下普請
  • 金箔瓦

訪問ガイド

彦根城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • じゃか 表門橋から天守を見学して玄宮園へ行くルートが見どころ多くてオススメです。(2025/03/18訪問)
  • solitario 京橋口駐車場よりも城内駐車場の方がたくさん停めれて空いています。(2024/11/24訪問)
  • MB 天守閣は混んでいましたが、16時30分前に行くと待たずに入れました。 西の丸の三重櫓は混んでおらず、じっくり見られる穴場です。 2時間程度では、回り切れなかったので、時間に余裕をもって訪問したい。(2024/10/12訪問)
  • 葉隠ポーク 彦根駅から徒歩15分程度。平日だったので天守も待ち時間なく見れました。石段は雨だと滑りやすいので靴はキチンとしたものを推奨。(2024/10/18訪問)
  • Yasu 週末などに開催される「夜間特別公開」はおすすめです。ふだん入れない夜の天守からの眺望は最高です。(2024/09/28訪問)
  • 傾奇御免 念願の彦根城に攻城!どこの登城口から入っても巧みな罠が配置されており防御力の高い縄張りという事が感じ取れました。 本丸から見る大天守も素晴らしいですが、やはり玄宮園から望む大天守は絵になりますね!(2019/08/25訪問)
  • yu8585 屋形船は、ガイドさんの説明付きでお勧めです。(2019/08/03訪問)
  • RiE 城内は75度位の急階段を登る。(2024/03/22訪問)

すべてを表示(274コメント)

構造

彦根城に関するデータ  情報の追加や修正

曲輪構成

連郭式

縄張形態

平山城

標高(比高)

136 m( 46 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

天守縄張、天守形式

複合式望楼型

天守の階数

3重3階、地下1階

天守の種類

現存天守 天守の分類

天守の高さ

15.5 m

天守台石垣の高さ

4.5 m

天守の広さ(延床面積)

500 m2

天守メモ

大津城天守を解体した材で組み立てられたとされる天守は1606年(慶長11年)に完成した。1878年(明治11年)に解体される予定だったが、大隈重信が「武士の魂の入れ物」として保存されることとなった。

築城主

井伊直継

築城開始・完了年

着工 1604年(慶長9年) 〜 竣工 1622年(元和8年)

廃城年

1874年(明治7年)

主な改修者

---

主な城主

井伊氏(30万石)

遺構

天守、 櫓、門、塀、馬屋、石垣、土塁、堀

指定文化財

特別史跡、国宝(天守等2棟)、国の重要文化財(櫓、門、馬屋等5棟)

復元状況

御殿

更新日:2025/07/17 03:25:54

モデルコース

攻城団グッズ

彦根城には「ご当地缶バッジ」「攻城団コラボチラシ」があります。入手場所など詳しくは城メモをご覧ください。
(入手したらコレクションで管理しましょう!)

  •  ご当地缶バッジ
  •  ご当地缶バッジ
  •  ご当地缶バッジ
  •  攻城団コラボチラシ

城メモ(見所)

彦根城の見所や歴史などを紹介します。


ひこにゃんの登場時間と場所

  • 見所
ひこにゃんは彦根城に毎日登場しますのでうまく調整して見学しましょう。 つづきを読む

天秤櫓

  • 見所
彦根城の見所のひとつが、長浜城の大手門を移築したものと伝えられる天秤櫓です。 つづきを読む

彦根城観光地図

  • 資料・パンフ
彦根観光協会によって作成された彦根城観光地図です。 つづきを読む

佐和口多聞櫓

  • 見所
彦根城の佐和口を守る佐和口多聞櫓は国の重要文化財に指定されています。 つづきを読む

彦根城博物館

  • 周辺案内
彦根城博物館は当時の表御殿を復元した建物で、数多くの資料が展示されています。 つづきを読む

ひこにゃん

  • ゆるキャラ
ひこにゃんは滋賀県彦根市のキャラクターで、日本を代表する「ゆるキャラ」です。 つづきを読む

西の丸三重櫓

  • 重要文化財
西の丸三重櫓は西の丸の西北隅に位置しており、国の重要文化財に指定されています。 つづきを読む

彦根城の天守

  • 見所
彦根城の天守は現存天守のひとつであり、国宝にも指定されています。 つづきを読む

彦根ボランティアガイド

  • ガイド
彦根城周辺を案内してくれるボランティアガイドを予約することができます。 つづきを読む

玄宮園

  • 見所
玄宮園は彦根城下にある大名庭園です。 つづきを読む

太鼓門櫓(太鼓門および続櫓)

  • 重要文化財
彦根城の天守を目前にした本丸最後の門が重要文化財の太鼓門櫓です。 つづきを読む

彦根城の御城印

  • おみやげ
彦根城では91種類の御城印が販売されています(販売終了も含む)。 つづきを読む

彦根駅前の井伊直政公像

  • 周辺案内
JR彦根駅の駅前ロータリーには立派な井伊直政像があります。 つづきを読む

開国記念館

  • 周辺案内
佐和口から入ると彦根城や彦根藩をテーマにした展示施設「開国記念館」があります。 つづきを読む

馬屋

  • 見所
彦根城には全国でも珍しい大規模な馬屋が残り、重要文化財に指定されています。 つづきを読む

岡本黄石屋敷跡

  • 周辺案内
彦根城の西側のエリアには幕末期の彦根藩の家老である岡本黄石屋敷跡があります。 つづきを読む

夢京橋キャッスルロード

  • 周辺案内
彦根城の京橋口からの町並みは夢京橋キャッスルロードとしてにぎわっています。 つづきを読む

彦根城のご当地フォルムカード

  • おみやげ
滋賀県内の郵便局で限定販売されている彦根城のご当地フォルムカードがあります。 つづきを読む

いろは松

  • 見所
彦根城天守の佐和口多聞櫓へと向かう通りの松並木は「いろは松」と呼ばれています。 つづきを読む

埋木舎

  • 周辺案内
埋木舎はのちに江戸幕府の大老となる井伊直弼が青年時代を過ごした屋敷です。 つづきを読む

井伊大老銅像

  • 周辺案内
玄宮園のそばにある金亀児童公園内に井伊直弼の銅像が建てられています。 つづきを読む

井伊大老(直弼)歌碑

  • 周辺案内
「いろは松」のそばに井伊直弼の歌碑が建てられています。 つづきを読む

彦根城のコラボチラシ

  • おみやげ
彦根城では1種類のコラボチラシが配布されています。 つづきを読む

城活ノート

団員による彦根城についての投稿です。ぜひお読みください!

ちゃんくま

2度目の攻城です。まずは表御門から天守に登り、その後、前回見れなかった西の丸の三重櫓や、黒門を抜けて玄宮園を散策してきました。
天守はもちろん立派ですが、西の丸から玄宮園に下りる際に見上げる高石垣に、圧倒されました。
玄宮園もさすが大名庭園!優雅な風情と、借景の天守が見事でした。
2時間でもまだまだ見足りない奥の深い貫禄の城址でした。
ちょうど「ひこにゃん」にも会えて満足の攻城でした😆

(2025/04/21記入) すべての城活ノートを表示(2件)

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

  • 8:30〜17:00
  • 最終入城時間:17:00

料金(入城料・見学料)

  • 一般 800円
  • 小・中学生 200円
  • 団体割引あり(30名以上)

2024年10月から以下に料金改定

  • 一般 1000円
  • 小中学生 300円
  • 団体割引あり(30名以上)

休み(休城日・休館日)

年中無休

トイレ

あり

コインロッカー

---

写真撮影

バリアフリー

---

彦根城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

今日(17日)の天気

  • 03時
    Rain / moderate rain
    24.60
  • 06時
    Rain / light rain
    24.51
  • 09時
    Rain / light rain
    24.97
  • 12時
    Rain / moderate rain
    23.89
  • 15時
    Rain / moderate rain
    22.93
  • 18時
    Rain / light rain
    22.24
  • 21時
    Rain / light rain
    22.05
  • 00時
    Clouds / overcast clouds
    22.64

明日以降の天気(正午時点)

  • 18日
    Clouds / overcast clouds
    28.32
  • 19日
    Clouds / overcast clouds
    30.01
  • 20日
    Clouds / overcast clouds
    30.46

さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。

アクセス

地図

アクセス

彦根城へのアクセス情報  情報の追加や修正

アクセス(電車)

  • JR東海道本線・彦根駅から徒歩約15分

アクセス(クルマ)

  • 名神高速道路・彦根ICから約5分
  • 北陸自動車道・米原ICから約20分

駐車場

彦根城駐車場(1日1000円)

じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。 フィードバック

周辺にあるお城など

彦根城とあわせて訪問するのにオススメのお城です。

    • 佐和山城
    • 佐和山城
      • 平均評価:★★★☆☆(--位)
      • 見学時間:1時間10分(--位)
      • 攻城人数:1261人(153位)
      • 城までの距離:約1km
    • 鎌刃城
    • 鎌刃城
      • 平均評価:★★★★☆(--位)
      • 見学時間:1時間41分(--位)
      • 攻城人数:1088人(171位)
      • 城までの距離:約6km
  • より多くの
    城を見る

近江の著名な城

滋賀県の著名な城

彦根城といっしょに旅行するのにオススメの城

周辺の宿・ホテル

彦根城の周辺にあるホテルや旅館を表示しています。

あなたが泊まったホテルのレビューをお願いします!(レビューはホテルの詳細ページから投稿できます)

    彦根キャッスル リゾート&スパ~彦根城を望む大浴場と美食の宿

    【宿泊者限定】彦根城のライトアップを観ながら、ラウンジで無料のビール・ソフトドリンクをご利用頂けます(^O^)/(17:00~22:00)(評価:4.6、参考料金:9,750円〜)

    ホテルサンルート彦根

    2021年8月ひこにゃんルームリニューアル☆彦根駅から一番近いホテル!西口降りて徒歩1分!名神彦根ICより車5分!駐車場、レンタサイクル無料!Wi-Fi接続無料!彦根城へも徒歩10分!珈琲24時間提供中!(評価:4.1、参考料金:4,150円〜)

    ABホテル彦根

    和洋バイキング健康朝食・男女別大浴場・駐車場が無料(先着順)!彦根駅より徒歩にて約4分、彦根インターより車で約6分とアクセス良好♪(評価:4.2、参考料金:2,600円〜)

    コンフォートホテル彦根

    朝食ビュッフェ無料!滋賀県産儀平味噌を使用した田舎味噌汁やスムージーなど多彩なメニュー◆小学6年生まで添い寝無料◆フリードリンク有、仕事に最適なライブラリーカフェ!チェックイン前アウト後利用可(評価:4.2、参考料金:3,350円〜)

    ホテルエスタシオン彦根

    ★★全室ミラブルゼロ導入★★お布団は包布式カバーで毎日清潔です!もみほぐし処1Fに新規OPEN!コミック蔵書3800冊以上!ソフトジェラート、海外ビール多数販売中☆全室40型TV・駐車場無料米原より1駅です(評価:3.6、参考料金:3,000円〜)
  • 地図で周辺の旅館・ホテルを表示する

周辺のスポット

彦根城の周辺3km以内にあるスポットを表示しています。

関連記事一覧

訪問レポートなど、これまで攻城団に公開された関連記事の一覧です。

みんなの推薦コメント

彦根城をベストキャッスルに選んだ団員によるオススメコメントです。たくさんある場合はランダムに表示しています。

  • やぎしま 城下町も含め完成された城
  • コーン 天守が色々な破風があってキレイ。桜の季節は堀沿いの眺めは最高です。
  • 幻妖斎 現存12天守でベストスリーを選びました。戦城。 この観点で。熊本城が戦城としては断トツ一位ですが、吾輩の選考基準としてここで彦根です。
  • ヒロA 多彩な破風や花頭窓など美しい装飾をまとった国宝天守のみならず、天秤櫓や登り石垣など様々な工夫をこらした名城。世界遺産登録に向けた取組みも応援したい。
  • とがっきー 小ぶりだがドッシリとした天守と、縄張りの遺構が素晴らしい
  • 植木屋十兵衛 天守の手前にある天秤櫓がまず印象的。くぐっていった奥の天守は小ぶりだけど意匠が現存天守の中ではピカイチかと。一番奥の隅櫓から見る琵琶湖も風情あります。
  • キララ 電車から見える彦根城を見て、いつか行きたいと思って30年。ようやく念願かなって行ってみたら、期待以上だった。
  • ばやし 現存天守もあり、いくつかの建物もあり、石垣も見事で城とその周りの雰囲気も最高な城です。何度訪れてもいいお城です。
  • あらし 現存天守で国宝
  • aries4mu 何度でも行きたくなる。多分10回以上は行ったかな。その景観や建造物はただの美しさではなく、佐和山城他近隣の城の意志を部材として引き継いで、今もなお生き続けている歴史がある。江戸時代に重役を務めてきた井伊家。平和な世を願う象徴でもあると思う。
  • 十林寺 優美な天守と石垣、お城の東側には玄宮楽々園。博物館の展示も充実してるし、江戸時代の町並みを再現したキャッスルロードの散策も楽しい。丸一日過ごしました。城内の主だった箇所に解説シートが用意してあって、知識を得るのにとても役立ちました。今でも時々読み返してます。
  • とらのすけ お城好きになったきっかけのお城だから。すばらしさ、最高!琵琶湖から見る天守もなかなか良い。
  • まし 太鼓門櫓に天秤櫓など、天守以外の現存建築物が多くて見所豊富なのに、コンパクトにまとまっているおかげで気楽に回れる。
  • TATSUYA 雰囲気が好き
  • 旅行好き とにかく天守閣の姿形が大好き
  • きしわだ2 現存天守で美しい城堀、櫓なども残っていてGOOD
  • 伯耆守 城巡りの楽しさを感じさせてくれる。手軽に回れるのも良い。城下町歩き、佐和山城など周辺に見所多い。
  • 城郭犬 様々な建造物に城をつくるうえでの工夫がみえる
  • ななごろう 偶然桜の季節に登城したため、城と桜、お堀クルーズの魅力に圧倒されました。クルーズのガイドさんに色々な藩が分担したため石垣が不揃いだとか、興味深い話を教えていただき、すっかり城の魅力にハマりました。
  • きくろ 全体的にバランスが良くて好きです。玄宮園から臨む天守もいい。
  • 本丸御殿 現存遺構の豊富さ 国内唯一の馬屋
  • 猫次郎 一目惚れしてからずっと1位です。天守閣はもちろん、天秤櫓と廊下橋、玄宮園がとても美しくて大好きです。ひこにゃんもかわいいし、何度も行きたくなるお城です。3度も行きましたが、もう行きたいです。
  • 一平 キレイです。
  • とらねこ 天守までの道のりは当時を思わせる雰囲気が漂う。玄宮園からの風景もすばらしい。
  • よしよし どの時期、どの時間、どこから見ても様になる。小さいけれどそう感じないほど華麗。周囲の石垣も堀も全体を含めてやはり国宝にふさわしいと思えるお城。
  • 八咫烏 小さな天守ですが、天守周りの装飾がとても好きです!
  • ロンさん 現存天守の中でも、特に気に入っております。多種多様な石垣と巧妙な縄張り、そしてみんなの人気者ひこにゃんのいる城とくれば、外すわけにはいきません。
  • りっちー 最初にお城の楽しさを教えてくれた城。さほどお城に興味がない人でも、連れて行きやすいかと思います。個人的には、一人で訪れたいですが・・・
  • のぶちゃん 色鮮やかの天守に数々の櫓。玄宮園もおすすめの休憩スポット。ひこにゃんとの写真撮影もお楽しみに!
  • ㊙ 天守閣は低いが、周辺施設(櫓等)の保存状態がよい。
  • どぼっと 天秤櫓

みんなのベストキャッスルを表示

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本城にしている団員

以下のみなさんが彦根城を本城として登録しています。

  • はるま
  • ひこ
  • スロウ
  • うつけ
  • ばやし
  • やなこ
  • サリーダデルソル
  • K.C.
  • Annie
  • ヒロA
  • とらねこ
  • レミング
  • ともえ
  • プリンセス
  • ひろーの
  • やっちん
  • aYaPaPa
  • 雅くん
  • よしよし
  • まりなが
  • N*
  • ぴよりん
  • さくらけい
  • かげやま
  • すいほう
  • ロクナナ
  • 風狸
  • タカ
  • のっち
  • もぐら職人
  • まし
  • ござるっち
  • ドラちゃん
  • U2優惠卷
  • 安土桃太郎
  • つばさ
  • まる
  • らっち
  • 又左衛門
  • ちいば
  • 竹千代(仮)
  • とじやん
  • バン太郎
  • Jokia
  • Yuto_t
  • 優城
  • 阪田芙優

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今日のレビュー

天地雷動 (角川文庫)

「長篠の合戦」を武田信玄の死から書き起こし克明に描く。勝頼は信玄の遺産である宿老たちを掌握できず苛立ち、家康は武田の圧力に対抗するため信長との同盟に神経をすり減らし、秀吉は信長の戦略を実現するために知恵を振り絞り奔走する。「鉄砲の三段撃ち」は武田軍が突撃してこなければ成り立たない。なぜ勝頼はそうしたのか、そこにいたる過程を様々な視点から描いていて見事だ。宮下帯刀ら戦の最前線に立つ地侍や足軽の戦いの様子も描かれている。また、長篠城、高天神城をはじめ数多くの城が登場し築城や攻城戦の様子が描かれている。

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