彦根城
彦根城

[滋賀県][近江] 滋賀県彦根市金亀町1-1


  • 平均評価:★★★★☆ 4.16(5位)
  • 見学時間:1時間50分(5位)
  • 攻城人数:5765(2位)

太鼓門櫓(太鼓門および続櫓)

彦根城の天守を目前にした本丸最後の門が重要文化財の太鼓門櫓です。

門櫓の南には、くの字に曲がった続櫓が付設されています。この門櫓は、建物の背面の東壁面が開放され、柱間に高欄(手すり)を設置して1間通りを廊下にしています。
櫓にはたいへん稀な例で、一説には名称となっている「太鼓」が櫓の中に置かれ、その太鼓の音が広く響くための工夫とも考えられていますが、明確ではありません。

内側からはこんな感じです。

太鼓門櫓も、天守や天秤櫓西の丸三重櫓などと同様に、築城時にほかの場所から移築された建物です。

当初は彦根城築城以前に彦根山の山上にあった、彦根寺の山門を移築したものと考えられてきましたが、1956年(昭和31年)から1957年(昭和32年)にかけて行われた太鼓門櫓の解体修理工事によって否定されました。

解体修理に伴って実施された建物部材調査により、もともとはどこかの城の城門であったことが判明したそうです。天守と同じように、かなり規模が大きな城門を縮小して移築していることがわかりました。
ただしそれがどこの城の城門だったのかは、現在も謎のままです。

   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

彦根城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

天下 家康伝 上 (文春文庫)

徳川家康の生涯を描いた小説です。
大阪の陣が終わり江戸から駿府に向かう途中、泉頭の地で過去を回想する場面から始まります。一向一揆との戦い、三方ヶ原での敗北、嫡男信康の自刃、伊賀越えの窮地、小牧・長久手での辛酸、多くの出来事が家康の心情とともに描かれます。「家康の考える天下とは何か」が物語の主軸となっており、家康の生き様を感じることができました。
本作品は大河ドラマ「天地人」の原作者でもある火坂雅志氏の遺作になります。

伝もものふ山田(ヤマー)さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る