彦根城
彦根城

[滋賀県][近江] 滋賀県彦根市金亀町1-1


  • 平均評価:★★★★☆ 4.16(9位)
  • 見学時間:1時間49分(5位)
  • 攻城人数:6302(2位)

岡本黄石屋敷跡

滋賀大学や彦根西中学校がある、彦根城の西側のエリアに岡本黄石屋敷跡があります。

岡本黄石は本名を岡本半介といい、幕末期の彦根藩の家老です。漢詩人としても知られています。

彦根藩士の宇津木久純の四男として生まれ、彦根藩の家老職を継ぐ岡本氏の養子となって家督を継ぎました(半介という名は初代岡本宣就以来続つづく代々の襲名だそうです)。

黄石は尊皇攘夷派であったため、開国派の井伊直弼と対立して罷免されますが、直弼が桜田門外の変で暗殺された後は直弼時代の寵臣・長野主膳を粛清して藩を勤王に転じさせるなど、幼少の藩主・直憲を助けて維新を乗り切りました。

しかし、徳川慶喜に過度に依存した結果、第二次征長戦争に出兵して大損害を蒙り、藩の評判をさらに失墜させます。さらに王政復古段階で、薩長との提携を重視した谷鉄臣や大東義徹など下級藩士出身者に主導権を奪われ失脚しました。

屋敷跡は現在なにもない広場になっています。

   

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八本目の槍

豊臣秀吉と柴田勝家の雌雄を決した賤ヶ岳の戦い。この戦いで活躍した、賤ヶ岳七本槍のメンバーのその後の人生と、八本目の槍、石田三成との人間模様を描いた物語です。
福島正則、脇坂安治、片桐且元、平野長泰、加藤清正、糟屋武則、加藤嘉明、7人のひとりひりの小姓時代の呼び名で物語が構成されてます。

それぞれが違う生い立ちの中、豊臣秀吉の小姓として見出され、天下分けめの関ヶ原の戦いで、東軍についたもの、負けるとわかっていても西軍についたもの、その後の世の中の流れを見据えた石田三成が、それぞれ7人に思いを寄せ、奔走した様が描かれており、石田三成の戦旗に記された意味が読み取れます。

本の帯にある通り、この小説を読み終えた時、その男石田三成を、大好きになりました。

デュラけんさん)

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