彦根城博物館は江戸時代の表御殿を古絵図・起こし絵図や発掘調査の成果をもとに復元した建物です。
中には彦根藩主であった井伊家伝来の約4万5000点におよぶ甲冑や茶器、「関ケ原合戦図屏風」をはじめとする絵画などの古美術や資料が展示されています。
ちなみに雨や雪など天気の悪い日は、ひこにゃんはこの彦根城博物館の中のスペースに登場します。
(この部分までは無料で入館できます)
博物館の有料のスペースにはかなり多くの展示品があります。
「井伊の赤備え」とも呼ばれる甲冑(薫革威段替胴具足)や、井伊家の旗指し物も展示されています。
奥向(おくむき)は藩主が生活していた部分で、当時の様子を再現するように復元されています。
表御殿奥向(おくむき)の復元
表御殿は、彦根藩の政務や公式行事を行う「表向」の空間と、藩主などが日常生活をいとなむ「奥向」の空間からなっていた。この奥向を中心に、江戸時代後期の姿さながらに復元した。復元にあたり、奥向の平面を描いた古絵図や発掘調査の成果が活用された他、壁・障子・ふすま・柱・床(とこ)そして天井にいたる部屋ごとの仕様を模型のように表現した「起こし絵」や、庭園を見おろすように細かく描いた鳥瞰図が大変役立った。
彦根の歴史に関する本やマンガが読めるスペースもあります。
時間があるときはここで1時間くらいゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
(正月に訪問したときの写真が多いので、ちょっと普段の様子と印象が異なるかもしれません)
彦根城博物館の公式パンフレットです。
彦根城博物館の利用案内
開館時間 | 8時30分~17時(入館は16時30分まで) |
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休館日 |
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彦根城博物館の観覧料金
2024年10月1日から料金改定予定
一般 | 小中学生 | |
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通常料金 | 500円→700円 | 250円→350円 |
展示替期間 | 300円→420円 | 150円→210円 |
セット券 | 1200円→1500円 | 350円→550円 |
- 団体割引あり
- セット券は彦根城・玄宮園・彦根城博物館に入れます