こちらもご覧ください！（11月16日（日）から、苗木遠山史料館および苗木交流センター（岐阜県中津川市）において苗木城御城印の新デザイン版が発売されます。1枚500円。
15日（土）は可児市で開催される「山城へ行こうIN可児」の会場で先行販売されます。
販売開始日：
2025年11月15日（土）
※現地販売は16日（日）から
販売価格：
500円（税込）
販売場所：
【11月15日（土）のみ】「山城へ行こうIN可児」の観光PR中津川市ブース
【11月16日（日）から】苗木遠山史料館、苗木交流センター
苗木城跡案内ボランティアの会・林さんからコメントをいただけたのでご紹介します。
林さんからのメッセージ
デザインを担当された山城ガールむつみさんからもコメントをいただけましたのでお読みください。
山城ガールむつみさんからのメッセージ
苗木城は水上交通の大動脈木曽川が流れる水運の要所に築かれました。また、山頂からは中津川市街地が一望でき、陸路を押さえるのにも好立地であることが見て取れます。苗木城を築いた遠山氏は、源頼朝の家臣で、頼朝の挙兵に際し、伊豆国目代の山木兼隆を討ち取る武功を挙げた加藤景廉を祖とします。苗木城の御城印には、遠山氏の家紋を3種類配置し、大矢倉と、「赤壁城」の伝承をモチーフに竜を描きました。苗木城が築かれた高森山は、全山が巨岩の露頭している岩山で、古くから信仰を集める地域の象徴的な山だったと思われます。
苗木城には眼下を流れる木曽川に住む龍が、漆喰の壁を剥いでしまうという赤壁城伝説があり、御城印に龍を入れていただきました。
また、従前の御城印でも使われていた苗木遠山氏の丸に二つ引き紋と九字紋に、本姓である藤原氏に由来する藤紋も配していただきましたが、個人的に注目したいのは下部に青く木曽川が彩りを添えているところです。苗木城の魅力を詰め込んだ記念御城印です。多くの方にお手にとっていただければ幸いです。