大東市と四條畷市にまたがる中世山城で、三好長慶の居城として知られる飯盛城跡がこのたび国史跡に指定されたことを受け、大東市役所において国史跡指定記念セレモニーが開催されました。
(大東市・四條畷市ともに初の国史跡だそうです)
大東市でこれまで長年にわたって実施してきた調査結果が評価され、6月18日に開催された国の文化審議会において飯盛城跡を国史跡に指定するよう文部科学大臣に答申されていました。
そして昨日、11月11日の官報に告示されたというわけです。
攻城団としても2年前にモデルコースを掲載して以降、御城印の制作などでも協力してきた関係なので、今回の国史跡指定はうれしいニュースでした。
攻城団のコラボチラシや攻城記念缶バッジもありますので、ぜひ飯盛城を訪問してみてくださいね。
最後に、大東市長・東坂浩一氏からコメントをいただけたのでご紹介します!
面積としては西日本最大級を誇る戦国期に作られた山城であり、あの織田信長に先駆けて城づくりに「石垣」を用いる等、その「先進性」が大きな特徴である大変「ハイカラ」な城でありました。
今年は市制施行65周年、来年は三好長慶生誕500周年記念の年にあたり、そのようなときに、飯盛城跡が国史跡指定となりましたこと、「運命的」な何かを感じざるを得ません。
今回「国史跡」指定ということで、これを契機としてより多くの皆様に認知いただくことで、わがまち大東の大きな魅力である「飯盛城跡」がより一層大東に市内外から人を呼び込む「求心力」となることが期待されます。
そんな喜びを感じつつも、同時にこの大東の宝である「飯盛城跡」を次世代に残していかねばならないという「強い責任」を感じている次第であります。
最後に、今回の登録は、これまで関わっていただいた多くの皆様の努力の賜物であると感じております。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
「ありがとうございました」