6月13日、長岡京市バンビオメインホールにおいて勝龍寺城築城450年祭記念講演会「近世城郭の原点・勝龍寺城―天主の成立を考える―」が開催されます。
羽柴(豊臣)秀吉との「山崎の戦い」に敗れた明智光秀が、最期の夜を過ごした城として、近年脚光を集める勝龍寺城。
最新の研究により、織田信長の安土城よりも前に「天主」が成立していたことが明らかになりました。
勝龍寺城の天主は、現在知られているなかでは最古級のものであり、細川藤孝・里村紹巴の両吟連歌興行や、三条西実枝から細川藤孝へ「古今伝授」が行われるなど、近世城郭における軍事施設としての「天守」とは異なる、文化的な空間として使用されていたことを伺わせます。
そこで、室町時代の御殿や中世城館から、近世城郭へと移行する過渡期にあり、京都と大坂の間にある要害の地に築いた勝龍寺城の“近世城郭の原点”ともいえる城づくりに迫る講演会を企画しました。
令和2年度に長岡京市が制作した動画「“近世城郭の原点”勝龍寺城」の中で、監修にあたった千田嘉博氏が、天主イメージ画の作成にあたり、参照した史料や同時代の城づくりとの比較を通じて、勝龍寺城の先進性や過渡的な城づくりについて講演いただきます。
講演会は、「山崎の戦い」のあった6月13日にちなんで開催します。
日時:
2021年6月13日(日)
10:00~11:30(開場9:00)
場所:
長岡京市バンビオメインホール
JR長岡京駅西口・中央生涯学習センター3階
講師:
千田嘉博氏(奈良大学教授、城郭考古学者)
定員:
180名
※要事前申込(抽選)
申込方法:
官製往復はがきに必要事項を記入し、5月30日(日)必着で応募。
〔往信用裏面〕①郵便番号 ②住所 ③名前・同伴者(1人まで) ④電話番号
〔返信用表面〕①郵便番号 ②住所 ③名前
〔返信用裏面〕何も書かないでください
〒617-8501 開田1-1-1 長岡京市役所 商工観光課
※メール・電話・ファクス等での受付は不可
※当選の結果は6月6日頃に通知
問い合わせ:
京都府長岡京市役所 商工振興課 観光戦略・地域経済推進担当
075-955-9515