だいぶ先の話ですが、北陸新幹線の延伸にあわせた観光誘客を目的として、福井県は一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)にあらたに博物館を建設するそうです。
開館目標は2022年10月で、館内には城下町の町並みや当時の人々の営みを再現した巨大ジオラマを設置するほか、朝倉館を原寸で再現して、当時の行事などを体験できるようにする予定。さらにカフェレストランやショップなども併設されます。
「日本最大の戦国城下町『一乗谷ミュージアム』化推進事業」として6月補正予算案に9544万円を計上した。総事業費は、一乗谷朝倉氏遺跡資料館や埋蔵文化財調査センターの改修・活用を含め約49億8千万円。
県文化課によると、現資料館そばの約1万平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造り2階建ての博物館(延べ床面積約5200平方メートル)と駐車場を整備する。外観は切り妻屋根の土蔵が5棟並んだ見た目で、緑豊かな周辺景観と調和するようにライトグレーの色合いとする。
一乗谷朝倉氏遺跡の近くには、すでに県立の「一乗谷朝倉氏遺跡資料館」があるんですけどね。
新幹線の開通にあわせての施策なら、丸岡城や福井城、越前大野城、国吉城、小浜城といった県内の城郭を幅広く紹介する施設を駅周辺につくったほうがいいような気もします。