NHK大河ドラマ「麒麟がくる」にあわせたPRイベントとして、兵庫県丹波地域にある3つの城址(黒井城・八上城・金山城)で同時に「狼煙(のろし)」を上げるイベントが開催されます。
日時:
2019年4月28日(日)
11:00〜
「のろし」上げ戦国時代にタイムスリップ―。兵庫県丹波地域にゆかりが深い戦国武将・明智光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を翌年に控え、ドラマをPRするとともに、地元の武将や歴史にスポットを当てようと、4月28日、同地域の3つの城跡で同時に「のろし」を上げるイベントが行われる。いずれも光秀に関わりがある城跡で、激しい戦が行われた過去がありながらも、400年以上の時を経て「のろし」で心をつなぐ。
またそれにあわせて各地でイベントもおこなわれます。
春日町黒井で開かれるイベント「ようこそ御茶の国丹波へ」は、黒井城跡地域活性化委員会の主催。城主の赤井直正が戦の前に茶をたしなんだことに着想を得た催し。午前10時から始まり、同城跡では手作り甲冑を着た武者によるお茶会、能楽師による新作能「直正」が上演される。ふもとの興禅寺では、午前10時から本堂で抹茶を味わうことができ、午後から和太鼓の演奏や新作能の上演、雅楽演奏などがある。同寺でのイベントは有料。同寺は、光秀の家臣・斎藤利三の娘で、のちに徳川家光の乳母となる「春日局」の生誕地。
八上城跡では、八上城麒麟がくる委員会が同城跡登山を企画。午前9時に高城会館(篠山市糯ケ坪)に集合して登る。山頂では地元住民でつくる「高城歌舞伎」が2つの演目を舞と唄、パーカッションで披露する。参加自由で無料。
丹波地域ビジョン委員会のグループ「つなぐ」は、「1578the金山」と題したイベントを開催。午前8時半に追入神社(篠山市追入)に集合し、金山城跡への登山を楽しんだあと、昭和の鐘ヶ坂トンネルで音楽コンサートを行う。
いずれも少雨決行。