今月29日から一般公開される尼崎城の記事が「神戸新聞」にアップされています。
この再建天守は位置もちがえば天守の外観も史実を無視して建てられていると批判されることも多いのですが、利用方法に制限がある文化財ではないことを「強み」に、市の担当者は「市民らから広く活用のアイデアをもらいたい」と話しているそうです。
篤志家の寄付で約140年ぶりに再建された尼崎城(兵庫県尼崎市北城内)が29日から一般公開される。内部には江戸期の尼崎を紹介する展示や家族で楽しめる体験コーナーが設けられ、新たな観光シンボルとして期待される。31日までは現地で記念イベントがある。
オープニングイベントでは城の石垣を登るボルダリング体験なども予定されており、たしかに城址整備というよりはお城風テーマパークという感じですね。
お城を学ぶ入口として考えれば、こういう自由度の高い場所のほうが適していることもありそうです。