徳島県立つるぎ高校の建築クラブに所属している生徒たちが洲本城にあった御殿の平面図と立面図を作成したそうです。
高校生がこんな素晴らしい研究をしているんですね。
兵庫県洲本市にあった洲本城を研究しているつるぎ高校(つるぎ町)建築クラブの生徒が、御殿(約4220平方メートル)の平面図と立面図を完成させた。屋敷の面積や構造などから、城代を務めていた徳島藩筆頭家老の稲田家が強い権力を持っていたことがうかがえるという。
城主屋敷(約1780平方メートル)より城代屋敷(約2440平方メートル)のほうが大きいのはふだん城を管理していたのは城代の稲田氏だったからでしょうけど、城代屋敷には3重櫓もあったそうです。
稲田氏は徳島藩主・蜂須賀氏の筆頭家老だったので、権力も大きかったのでしょうね。
(なお稲田氏はいったん由良城に入っていますが、その後洲本城に移っています)
この研究成果は1月27日に開催される講演会「徳島のなりたち 淡路・洲本城御殿の復元からみえるもの」で発表されるそうです。