攻城団合同会社は、昨年/昨年度の全国のお城の入城者数を調査しました。
今回は全国186城の管理事務所や自治体、観光協会の協力を得ることができました。
トップ3は大阪城(大阪府大阪市)、名古屋城(愛知県名古屋市)、二条城(京都府京都市)が選ばれています。また城址公園や山城を含むすべてのお城を対象にしたランキングでは金沢城(石川県金沢市)や江戸城(東京都千代田区)などがランクインしています。


全体的な傾向として、今回の調査で判明したお城のうち前年比でプラスになっているのは半数強(56.2%)で、前回が約7割(68.3%)がプラスだったことを踏まえると、入城者数の伸びが少し鈍化したように見えます。
ただし個別に見ていくと、ランキングで上位に入るような全国的にも知名度の高いお城はほぼ前年を上回る入城者数となっており、二極化が進んでいると言えるかもしれません。
またその背景としてインバウンド(訪日外国人観光客)の影響や依存度が強まっていることも挙げられます。
今回の調査では外国人の観光客数が過去最高を記録したお城が多数ありましたが、同時に名古屋城や姫路城では前回調査と比べて日本人観光客が前年割れしていました。外国人比率の調査自体、前回からはじめたばかりでまだデータが十分ではありませんが、来年以降も継続して注視していきたいと思います。
詳細なレポートはこちらにありますのでご一読ください。
調査のやり取りの中でコラボチラシを設置いただくなど、攻城団の活動を応援してくださる自治体・観光協会の方がたくさんいらっしゃったことに心から感謝いたします。
攻城団としても引き続き、新しい支援策をどんどん考えてご提案していきたいと思っております。
お忙しい中ご協力くださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。