こちらもご覧ください！（5月29日より、南房総市内の道の駅において石堂城・丸城・平松城・里見番所の御城印が発売されます。
販売開始日：
2021年5月29日（土）
販売価格：
300円（税込）
販売場所：
道の駅 とみうら 枇杷倶楽部
千葉県南房総市富浦町青木123-1
0470-33-4611
9:15～18:00
休館日：年中無休
道の駅 三芳村鄙の里
住所 千葉県南房総市川田82-2
0470-36-4116
9:00～17:00
道の駅 ロ－ズマリ－公園
千葉県南房総市白子1501
0470-46-2882
9:00～17:00
休館日：無休（年間数日臨時休業有）
道の駅 ちくら潮風王国
千葉県南房総市千倉町千田1051
0470-43-1811
9:00～17:00
休館日：水曜（1月～3月・8月は無休）
道の駅 富楽里とみやま
千葉県南房総市二部1900
0470-57-2601
9:00～18:00（4月～9月の土日祝日は8:30～18:00）
道の駅 おおつの里花倶楽部
千葉県南房総市富浦町大津320
0470-33-4616
9:00～17:00（7月～11月までは9:00～16:30）
道の駅 和田浦WA・O！
千葉県南房総市和田町仁我浦243
0470-47-3100
9:00〜17:30
※歴×トキにて通販も開始
南房総市観光協会の多田さんからコメントをいただけたのでご紹介します。
多田さんからのメッセージ
デザインを担当された山城ガールむつみさんからもコメントをいただけましたのでお読みください。
山城ガールむつみさんからのメッセージ
石堂城は石堂寺と一体を成すように機能したと思われます。石堂寺の背後の尾根上には、堀切や土橋などの城郭遺構が残ります。丸氏に関わる城と思われるため、丸氏の家紋を配置。さらにこの城は小弓公方足利義明の孫にあたる頼氏（喜連川藩祖）ゆかりの寺でもあるため、足利の家紋も配置しました。奈良時代からの古刹石堂寺を取り込み築かれた石堂城の険峻な山容をイメージしました。
「丸城」
丸城は平安時代からの豪族丸氏の居城で、街道や平野部を監視する役目を持っていたと考えられます。御城印には丸氏の家紋と、戦国期に丸氏が属したと思われる里見氏の家紋をデザインし、安楽寺の山門をモチーフにしました。あわせて、丸城城山の山容を描き、街道を見張る櫓をデザインしました。
「平松城」
平松城は安房の豪族安西氏の居城です。源頼朝が石橋山合戦にて敗北し、安房に逃げてくると安西景益は道案内をし、館を用意しました。現在残る城の遺構は戦国期のものですが、安房国の古くからの豪族安西氏の拠点としてその名を残す貴重な史跡といえます。
安西氏は水軍の一団だったため、御城印には船で海を行き来する安西氏をイメージしました。さらに三浦半島の豪族三浦一族とも関係が深かったとされていることから、三浦一族の家紋「三つ引両」をデザインしました。
「里見番所」
里見番所は横堀、切岸、堀切などの城郭遺構が残っていて、街道を見張る監視所の役目を担っていたと考えられます。南方には滝田城をはじめとするいくつかの城跡があり、それらの城の変遷や関係などは不明ながらも、この地域が緊迫した状況に置かれていたことが推察できます。御城印には里見氏の家紋「二つ引両」をデザインし、さらに里見番所の縄張図と復元鳥瞰図をモチーフにしました。
海と共に生まれ育ち、海とともに暮らしのあった南房総では、独自の海洋文化が形成されてきました。
日本史との関わりも深かったこの地には、由緒ある数多くの寺社仏閣が残されています。
「歴史」という観点で巡る南房総の旅＝「歴旅」のサイトも、ぜひ、ご覧ください。