本佐倉城跡が国史跡に指定されて20周年になることを記念した講演会が開催されます。
本佐倉城跡は今から約500年前に関東有数の名族下総守護千葉氏の居城として築城され、以後百余年、当主9代が居城し下総の政治・経済・文化の中心として栄えました。軍事的に他を寄せつけず、しかし開かれた城下をもつ本佐倉城と千葉氏の戦国時代の実情を、古文書、記録、考古学、国文学などのさまざまな分野から新たに描き出します。
日時:
2019年2月16日(土)
13:00~(12:00開場)
場所:
プリミエール酒々井
印旛郡酒々井町中央台3-4-1
内容:
【基調講演】
室町・戦国期の千葉氏と本佐倉城跡 -地域からの視点で全体を見る-
市村高男氏(大阪産業大学国際学部国際学科 特任教授)
【各論】
千葉氏と関東足利氏 -古河公方の房総移座や篠塚陣を中心に-
石橋一展氏(野田市立七光台小学校 教諭)
本佐倉城と陸上交通 -外縁部としての和田地区をめぐって-
遠山成一氏(千葉城郭研究会 会員)
千葉氏と里見氏の香取侵攻
滝川恒昭氏(千葉市史執筆員 千葉氏関係資料調査会 代表)
本佐倉城とその城下の景観復元
簗瀬裕一氏(千葉城郭研究会 会員)
千葉氏と室町文化
松本麻子氏(いわき明星大学教養学部地域教養学科 准教授)
参加費:
無料(申し込み不要)
主催:
佐倉市、酒々井町