松本城三の丸跡で発見された水路跡ですが、遺構を保存するために埋め戻されました。
この水路は二の丸外側にあった外堀と、三の丸外側にあった総堀をつなぎ、外堀の水位を調整する機能を果たしていたそうです。
松本市の松本城「三の丸」に当たる場所で見つかった石組みの水路跡について、東西約50メートルのうち道路建設に支障のない東側約35メートル分を路面下に保存する工法で埋め戻しが進められている。土のうなどを敷き詰めて遺構を破壊から守るといい、市教委文化財課は「城の堀に関わる水路の発掘事例は全国的にも少ない。貴重な遺構を後世に伝えたい」と説明している。