攻城団合同会社は、昨年/昨年度の全国のお城の入城者数を調査しました。
今回は過去最多だった昨年をさらに上回る全国189城の管理事務所や自治体、観光協会の協力を得ることができました。
トップ3は大阪城(大阪府大阪市)、名古屋城(愛知県名古屋市)、二条城(京都府京都市)が選ばれています。また城址公園や山城を含むすべてのお城を対象にしたランキングでは金沢城(石川県金沢市)や江戸城(東京都千代田区)などがランクインしています。
回答のあったお城の約7割が前年比プラスになっているように、全国的に入城者数は大幅に増加しています。この理由としては2023年5月に新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行したこと、NHK大河ドラマ「どうする家康」がお城と関連性の高い作品だったこと、円安に伴いインバウンド(訪日外国人観光客)が増えていること、の3点が挙げられます。
また今回の調査から有料施設においてはチケットを購入した有料入城者数、また外国人観光客数についても尋ねており、多くの施設から回答いただきました。昨今、インバウンドによる恩恵や弊害(オーバーツーリズム)が叫ばれています。日本のお城はインバウンド需要の高い観光地として認められる一方で、どのくらい外国人観光客が訪問しているのかを全国的に把握するデータがありませんでしたので、有益なデータになると思います。
詳細なレポートはこちらにありますのでご一読ください。
調査のやり取りの中でコラボチラシを設置いただくなど、攻城団の活動を応援してくださる自治体・観光協会の方がたくさんいらっしゃったことに心から感謝いたします。
攻城団としても引き続き、新しい支援策をどんどん考えてご提案していきたいと思っております。
お忙しい中ご協力くださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。