4月13日、「図説 日本の城と城下町」シリーズの第1巻『大阪城』、第2巻『姫路城』が発売されました。
このシリーズは創元社の創業130周年記念出版として刊行されており、今後も江戸城や名古屋城など全国の主要城郭を取り上げて全10巻となる予定です。
今回出版される『大阪城』は先日大阪城天守閣館長を退任された北川さんが、『姫路城』はテレビなどでよく姫路城を案内されている工藤さんが執筆されています。
発売日:
2022年4月13日(水)
定価:
各1,650円(税込)
判型:
A5判
ページ数:
160ページ
公式サイト:
https://www.sogensha.co.jp/feature/nihonnoshirotojoukamachi.html
最後に、株式会社創元社の担当編集さんからコメントをいただけたのでご紹介します!
現地調査を通じて、町割りや交通網の多くが現代にも継承され、そこから様々な産業や独特の文化が育ち、都市の個性を形づくってきたことを再認識できました。発掘調査の進展や新たな史料の発見によって、従来の定説が覆るなど、城をめぐる史実は常に更新されていることもよく分かりました。
城は一部の権力者のものでしたが、城下町は昔も今も、私たちが生きる場所です。本書が町に秘められたたくさんの魅力を見つける手引きとなれば幸いです。