名古屋城の木造での天守再建はまだ難航していますが、どうあれ現状の天守を解体しなければならないということで、来年3月から解体工事をはじめるそうです。
これは当初計画より半年遅れていますが、名古屋市は建設工事の工期を短縮することで2022年末の新天守完成のスケジュールに影響はないと発表しています。
名古屋城天守木造化を巡り、名古屋市は、コンクリート製の現天守の解体を来年3月に始める方針を市議会に示した。当初の予定より半年遅いが、2022年末とする新天守完成は、建設工事の期間を短縮することで守るとしている。
市は、国の許可が見通せない木造化計画と現天守解体を切り離し、まずは解体を進める計画だ。今年5月にも国の許可を得たいとしており、解体工事に向けた足場や桟橋の整備費約9億6千万円を市議会に提案している。
補強工事なら解体する必要はないのかと思ってたんですが、解体はするんですね。
あとは鉄筋コンクリート造か木造かを議会の承認や国の許可を経て決定するようです。
この問題はすでに政治的な領域に入っているのでコメントしづらいのですが、個人的には木造天守は見てみたいと思ってるんですけどね。