明石城
明石城

[兵庫県][播磨] 兵庫県明石市明石公園1-27


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.46(72位)
  • 見学時間:1時間4分(65位)
  • 攻城人数:3097(30位)

高家寺

高家寺は約1300年前の白鳳期の寺院跡に初代明石藩主・小笠原忠政が再建した寺院です。

兵庫県指定文化財
建造物「高家寺本堂」(平成二一年指定)
彫刻「薬師如来坐像」(平成一四年指定)
高家寺(こうけじ)本堂は、元和(げんな)年間(一六一五〜二四)に明石城主小笠原忠政(おがさわらただまさ)が再建したと伝えられている。桁行(けたゆき)五間、梁間(はりま)五間の向拝(こうはい)をもつ寄棟(よせむね)造りの建物である。明石市内では最古の寺社建築で、側柱が角柱、組物が舟肘木(ふなひじき)という簡素な外観をもつ中世仏堂形式の五間堂としては、県内唯一の事例である。兵庫県南部地震で大きな被害を受け、老朽化も進んだため修理工事を行い、平成一六年に竣工した。
また、本尊の薬師如来坐像は明石郡七仏薬師の一つで、典型的な平安時代後期の様式を示す彫刻である。

忠政が建てたとされる本堂は市内では最古の仏堂で、蟇股や欄間には小笠原氏の家紋である「松皮菱(三階菱)」が彫られています。

寺宝としては忠政の正室である圓照院(五姫/亀姫)の位牌が安置されているほか、忠政が小倉へ移る際に後任の松平庸直へ寺の保護を依頼した書状があります。

また境内の南東隅にある土壇上には白鳳時代の塔跡の礎石が残っています。

住所明石市太寺2-10-35
   

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大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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