これはちょっといろいろ考えちゃうニュースですね。
江戸幕府最後の大老で姫路城主だった酒井忠績(ただしげ)(1827~95年)が眠る東京都立染井霊園(東京都豊島区)内の墓の継承者がいなくなり、無縁墓として撤去される可能性が高まっている。管理料の支払いが途絶えて5年以上が過ぎ、霊園を管理する東京都の条例に基づき、撤去の対象になった。そばに立つ顕彰碑文が刻まれた記念碑も同様に保存が難しくなっており、地元の姫路では「偉業の証しが消えるのは残念」と惜しむ声が上がっている。
酒井忠績の墓の管理料が滞納され、10年ほど前から親族と連絡が取れなくなっていることから、東京都の条例に基づき撤去の対象になっているとのこと。
菩提寺に埋葬されていないというのも幕末から明治を生きた方だからなのでしょうかね。
同霊園によると、墓の継承者は故人の6親等以内の親族であることが原則。それ以外の人が継ぐ場合は裁判所の審判が必要。同霊園の担当者は「無縁墳墓にするのは仕方なしの判断。墓を引き継げる人がいればいいのだが…」と話す。
このルールでは有志が集まって管理料を払うといった対応もむずかしく、こうした無縁墓は今後増えていくんじゃないかと心配しています。
なにかぼくらにできることはないのかな。