11月4日に八戸市総合福祉センターにおいて、市制施行90周年記念シンポジウム「根城・再考 ~更新される根城像~」が開催されます。
開催趣旨:
約300年間にわたり根城南部氏の居城であった根城は、現在の八戸の発展につながる「八戸発祥の地」として保存・整備が行われてきた。発掘調査成果を元に復原した安土桃山期の城館の姿は、中世遺跡の発掘・整備・復原における先駆的事例として全国的に高い評価を得ている。根城の復原以降、全国の中世城館の発掘・整備事例の増加や、近隣地域の城館の発掘調査が進み、研究は大幅に進展してきた。
本シンポジウムでは、中世城館を研究する県内外の研究者を一堂に会し、近年の発掘調査成果や全国の整備事例から、根城の史跡整備の意義を捉えなおすとともに、今後の「根城」研究と史跡整備・活用について広く周知することを目的とする。
日時:
2019年11月4日(月・祝)
10:15〜16:00
場所:
八戸市総合福祉センター
参加費:
無料
定員:
250名
※事前申込不要
内容:
▽基調講演
「中世城館の整備・復元、再整備を考える」加藤理文氏(公益財団法人日本城郭協会 理事)
▽研究報告
「根城以前・以後-北日本中世城館調査史-」工藤清泰氏(元青森県考古学会会長)
「根城の建築文化から考える中世北奥社会」中村隼人氏(日本建築学会会員)
▽パネルディスカッション
司会:工藤竹久氏(青森県文化財審議委員)
登壇者:講師
主催:
八戸市博物館
後援:
(公財)日本城郭協会、青森県考古学会
問い合わせ:
八戸市博物館
0178-44-8111